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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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ここにも厳島神社が

2018-06-20 20:05:20 | 釧路&釧根地方
午前中、函館時代の同僚からLINEが入り、何かと思ったら、函館市内の東部、旧南茅部町のエリアで小さいながらも熊に遭遇したとのこと。
幸い何事もなかったそうだけど、南茅部にはさんざん通っていた私も、熊に遭遇したことは一度もなかったので、驚きました。
住宅地域に出没して被害が発生しないことを祈りたいですね。

ということで、今日はその話題ではなくて・・・。





釧路市内散策のストックが溜まっているので、少しずつご紹介。
市内米町にある「厳島神社」へ足を運んでみました。





「厳島神社」といえば、一番有名なのはなんといってもここで、元函館市民としては、どうしても西部地区にあるあの神社を思い浮かべてしまうのだけど、「厳島神社」とは海の安全を守る神様が祀られているので、港町ではおなじみといってよく、Wikipediaによると、日本全国に実に約500社あるそうです。

ということで、ちょっと行ってみましょう。











釧路の厳島神社は、1805年、「久寿里(クスリ)場所」の請負人であった二代目佐野孫右衛門という人物が、漁業の安全祈願のために、安芸国厳島社(現在の安芸の宮島の厳島神社)の分霊を勧請したのが創祀とされ、阿寒大神(あかんのおおかみ)、市杵島姫命、金刀比羅大神、秋葉大神、稲荷大神、猿田彦大神、海津見大神の七柱が祀られています。
函館の厳島神社には弁財天が祀られていますが、釧路でも、七柱のうち「市杵島姫命」が「弁財天」「弁天さま」と称されて親しまれています。

この本殿は三間社流造、1891年(明治24年)建立で、拝殿は1952年(昭和27年)に新造された入母屋造の建物です。


※ 「久寿里場所」と、請負人であった佐野家については、別な記事で、ゆかりの場所について触れたいと思います。








参道には、こうして魚を描いた幟が。
海に縁の深い神社を象徴している気がします。





引いた所から一枚。
あれっ、隣にも同じような建物がありますね。
この建物については、また次の記事で。
コメント
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