
JR中央本線の千駄ヶ谷駅。
周辺の市ヶ谷とか信濃町は(「遠足」で)行ったことがあるんだけど、この駅で降りたのは、恐らく初めてかと思います。

駅前にある「東京体育館」。
ここは旧徳川邸の跡地で、大河ドラマでおなじみの篤姫の終焉の地でもあります。
って、ここで書きたいのはそこからちょっと踏み込んだ内容でして・・・。

いきなりだけど、街中で見かける、NTT所有の電柱。
このように、設置されている町の名前が書かれているのが通例なのですが・・・。


えっ、「徳川」?
そんな地名あったっけ・・・?
そうです、実は、地名ではなく、この地が徳川屋敷跡であるという歴史を示す意味で、このように表記されているのです。


何ゆえこれに注目したかというと、一昨年の「ブラタモリ」京都・伏見編で、散策中に、「桃山」の「桃」と表記された電柱があることが紹介された際、タモリさんが近江ちゃんに、「千駄ヶ谷に『徳川○○』と表記された電柱があるんだよ」と解説していたことがきっかけ。
それで、「それは面白い!探してみよう!」と思いたち、今回ちょっと千駄ヶ谷周辺をブラブラしてみた次第でした。




電柱は一基ではなく狭いエリアに集中しているのだけど、場所的には、津田塾大学千駄ヶ谷キャンパス周辺と考えていただいてよいと思います。
自分で撮っておいて「さりげなく写っている」なんて言うのもなんだけど、写真右側にある、「函館海鮮」の看板も目印になるかと。
無事発見できて、収穫でした。
ところで、タモリさんにこのことを教えてもらった近江ちゃんは、その後足を運んでみたのかなあ・・・。(←結局そこかい!)