2年前の話だが、九州在住の友人との会話の中で、珍しい難読地名の読み方というのが話題になったことがあった。
その時、私の方から問題として出したのは、確か次の3つだった。
①新冠 ②弟子屈 ③占冠
いかがでしょう?何の予備知識もない人なら、
①しんかん ②でしくつ ③せんかん
なんて読んでしまうかもしれませんな。
因みに、正解は以下のとおり。
①にいかっぷ ②てしかが ③しむかっぷ
いずれも、北海道にある町村の名前なんだけど、③なんかは、北海道の人でもちょっと読めない人がいるみたいです。
なんてことを思い出していたら、先日、こんな物を見つけた。
7年前の資料だそうなのだが、平成13年に、北海道の難読駅名番付なるものが作成されていたらしい。
その内容は、以下のとおり。(三役以上のみ)
(西) (東)
晩生内 横綱 北一已
雄信内 大関 安足間
熱郛 関脇 大誉地
掛澗 小結 訓子府
打っていてビックリしたんだけど、難読地名なのに、全て一発で変換できてしまった。
辞書システムって、こういう難読地名までしっかりとインプットされているもんなんですね。
いかがでしょう?読めますか?
北海道の地名は、アイヌ語に由来しているのが多いせいか、漢字にしてもちょっと読みにくい名前になってしまうのも多いみたいです。
でも、鉄道ファンの中には、こうした難読駅名を専門に探索しているという方も多いようなので、そういう方にとっては、北海道は格好の舞台なのかもしれません。
では最後に、正解を載せておきます。
ちょっと、普通には読めない地名ばかりというのがわかると思います。
(西。横綱から順に)おそきない、おのっぷない、ねっぷ、かかりま
(東。横綱から順に)きたいちゃん、あんたろま、およち、くんねっぷ
注:「大誉地」駅と「訓子府」駅は、第3セクター鉄道の廃止により、現在は廃駅となっています。