北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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押しボタンの不思議

2008-07-15 19:50:29 | 日々のもろもろ
帯広にいた頃、近所に、午後7時を過ぎると、ボタンを押せば割とすぐに信号が変わるのに、朝から夕方にかけては、普通の信号と同じかそれ以上に待たされる押しボタン信号機があった。
交差点ではなく歩行者専用の信号機だったが、結構な頻度で利用していたので、なんとかならないものかなあといつも思っていた。

函館ではどうか?
繁華街が近いので、信号機も沢山あるんだけど、近所に設置されている物のうち、商業ビルに直結していて、利便性が高そうな信号機なのに、帯広のと同じで、ボタンを押してもなかなか変わってくれないのが1箇所ある。
でも、帯広のとの大きな違いは、朝昼晩を通して常に同じような状況だということ。
そのせいもあるのだろうか、商業ビルの出入口に直結しているのに、利用している人はそんなに多くない。
すぐ近くに大きな交差点があるので、遠回りしてでも確実な道を選ぶ人が多いようなのだが、問題は、障がいを抱えた人や、病気・怪我等で歩行が困難な人が利用するのに、そのような状態でよいのかということだ。
だって繁華街ですよ。色々な人が通るんですよ。歩行が困難でいちいち遠回りしていられない人だっていると思うのに、せっかくの便利な機能が活用されていないというのは、どうなんだろうと思ってしまう。





突然だけどこの写真。これは、北見という町の一角で撮ったのだが、写真中央の、白い壁のアパートは、私が幼稚園~小学校1年生にかけて住んでいたアパート。
写真の信号機は、私が小学校1年生の頃に設置されたもので、私が、押しボタン式という物を知るきっかけとなった物なのだが、その機能を知った時、子供心に、なんて便利なんだろうと感じたのを覚えている。

写真を見ておわかりかと思うけど、ここ、ごく普通の交差点なんですよ。
だから、黙っていても、一定のサイクルで信号は変わるんだけど、にも関わらず押しボタンが設置されているというのは、所謂「交通弱者」(という表現自体好きじゃないんだけど・・・)の方達に配慮してのことだと思う。
写真を撮った3年前、懐かしさのあまり押してみたんだけど、普通の交差点ということもあってか、割とすぐに信号は青に変わった。
こういう所がそうである一方で、繁華街の人通りが多い場所にあり、しかも歩行者専用なのに、押してもなかなか変わらない信号機があるというのは・・・変だよねやっぱり。
コメント (2)
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