「そんな理由で？」

「そんな理由で？」

これは、「相棒」劇場版での、劇中で発生した猟奇的殺人の動機を耳にした、芹沢刑事の台詞。
しかし、これは決して劇中だけの話ではないような気がする。
具体的にどの事件とはあえて言わないけど、実際に、「そんな理由で？」って思ってしまうような事件って、意外と多いように感じる。
多くは人間関係の些細なトラブルだったりするようだけど、側から見れば「何で？」って思えるようなことでも、当人にとっては重大な問題だったりすることもあるので、その辺が難しいところではあると思う。
でも、やっぱりそういう事件ってのは、テレビや映画の中だけであってほしいと思いますけどね。

因みに、今までドラマや映画の劇中で発生した事件を見て、「そんな理由で？」って思ってしまったことのうち、特に印象的な事件は２つ。
１つは、自動車のラリーで長年ペアを組んで活躍してきた２人のうち、いつもナビを勤めていた方が、軽い気持ちで、たまにはドライバーをやりたいと言ったところ、バカにされたのでカッとなって相手を殺害したという事件。
もう１つは、遠方に住む友人と交流するのに、いつも相手の方へ出向いていた青年が、その友人に、たまにはそっちから来ないかと言ったところ、色よい返事が得られなかったので、カッとなって相手を殺害したという事件。
前者は「太陽にほえろ！」で、後者は、２時間ドラマ（タイトルは忘れた）の劇中で起こった事件なんだけど、何だか、今のような世の中だと、どっちも実際に起こってしまいそうな事件だなと感じるのは自分だけかな？
気持ちはわからないでもないですけどね。特に後者だと、たまには逆になってもいいのではという気持ちもわからないでもないけど、最近の色々な事件を見ていると、そこで歯止めが利かなくなって凶行に走るという展開が、妙に現実味を帯びているように感じられてしまいます。
決して人事と思うことなく、自分も気をつけねばといったところでしょうか？

すみません、ネタがなかったので、最近感じていたことを書き連ねてしまいました。
ぼちぼち、青森冒険記を再開します。