北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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星の降る里へようこそ

2008-07-25 20:03:52 | 石狩・空知地方
先日、水谷豊さんの故郷、芦別市野花南について紹介しましたが、せっかくの機会なので、今回は、芦別市の中心部で途中下車し、久しぶりに町を探訪してみました。





まずはここから。滝川~根室を結ぶ、「根室本線」のJR芦別駅。
時間帯によって無人になることがあるようです(私が行った時は、窓口が閉まっていました)が、朝夕は通勤通学で、結構な数の乗降客がいるようです。
私がここを利用するのは3年ぶり。帯広にいた頃、根室本線で普通列車の旅を慣行して以来ですが、12年前、滝川に配属になって間もない頃に、バスと普通列車を乗り継ぐ形で来たことがあります。
ん、ということは、ここを利用するのは通算3回目・・・?
記憶に間違いがなければ、多分そういうことなのだろう。





駅を出たら、いきなり五重塔がお出迎え。
これが何なのかは、後ほどということで。





町を歩いていると、こんなフラッグを見つけました。
「星の降る里 芦別」と書いてあります。





市内を走る国道の歩道に設置されたマンホール。
恐らく水道か何かだと思いますが、ここにも、「星の降る里 芦別」の表記がありますねえ・・・。

ということで、ここで、「星の降る里」というキャッチフレーズについて紹介。

野花南編も書いたように、芦別は、かつては炭鉱の町として隆盛を極めていましたが、国の石炭政策によって炭鉱が相次いで閉山された後、環境庁(現:環境省)が昭和61年度に行った「あおぞら観察コンテスト」及び昭和62年度に行った「星空の街コンテスト」において、「星空の街」108市町村のひとつに選定されました。
これは、市の面積の約89パーセントが森林原野で大自然に恵まれ、晴れた日の夜には満点の星空を眺めることができることから選定されたもので、以降、芦別市は、この「星の降る里」をキャッチフレーズとして、北海道の内外に、その魅力を発信し続けてきているのです。





これは、芦別市内でもトップクラスの観光名所、道の駅「スタープラザ芦別」。
このような場所にも、星の名が冠されています。





道の駅からちょっと奥へ入ると、こんな建物を見つけました。
何だこれは?ここはどこだ?奈良か?京都か?





答えは、「北の京芦別」というレジャー施設。
かつては、「芦別レジャーランド」という名前で、遊戯施設なども多数設置されていたのだけど、今は、宿泊&日帰り入浴施設として営業されている場所です。
上の写真の五重塔は、法隆寺の五重塔を模った物で、宿泊施設となっている「ホテル五重塔」。
つまり、先に紹介した駅前にある五重塔も、形は微妙に違うけど、由来は同じなのかなと思ってしまいます。





そして、その五重塔の背後に立つのがこの観音像。
「北海道大観音」といい、北海道の発展と世界の平和を祈念して、昭和63年に建立された、高さ88メートル、26階建てビルに相当する、日本最大級の観音像です。
実はですね、この観音像、中に入って見学することができるのですが、この後、野花南方面行きの普通列車の時間が迫っていた関係で、今回は、写真を撮っただけで
退散してきました。
また行く機会があると思うので、中のレポートは、その時までお預けとさせてください。スミマセン。


ということで、ちょっと駆け足になってしまいましたが、芦別市中心部について、広く浅く見てきました。
これからも、こんな風に、どこか1つの町に照準を定めて、あてもなく歩いてみる小さな冒険というのを、どんどんやっていきたいと思っています。
コメント (2)
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