少年時代の冬の出来事

今日、たまたま立ち読みした雑誌のアンケートのページに、
「恋人や友人との待ち合わせで相手が遅れてきた時、何時間までなら待てるか？」
という、定番と言えば定番の設問が出ていたのですが、
回答の中に、「最近は携帯電話の普及で、ちょっとでも時間を過ぎたらすぐ相手に
連絡するようにしているので、昔と違ってじっと待ち続けるということが
なくなってきているのではないか？」というのがあり、
読んでいて、なるほどそういう考え方もあるのかと思わされました。
（相手が携帯電話を持っていなかったらどうするのかというツッコミの
　余地はあるとは思いますが）
因みに私の場合、今ならせいぜい１時間程度だと思うのですが、
過去には、約２時間待って、結局相手に会えなかったという出来事がありました。

あれは忘れもしない小学校○年生の冬。
放課後に、同級生の女の子と図書館に行く約束をしていて、
図書館の正面で待ち合わせることになっていたのですが、
私が帰宅後すぐに図書館に向かったのに対し、彼女の方は待てど暮らせど
姿を現さず、時間だけがいたずらに過ぎていったのです。
そして、ついに陽も傾きかけたその時、現れたのは彼女ではなく母親で、
何かと思ったら、今家に電話があって、彼女が急に具合が悪くなって、
熱が出たので外出できなくなったと、彼女の母親から電話があったのだとのこと。
つまり、そんなことになっていたとはつゆ知らず、私は２時間近く、
雪の降る中を待ち続けることになってしまっていたのです。

今にして思えば、よくそんなに待てたなあという気もします。
また、待っている間、別な友達が通りかかった時に「誰待ってる？」と聞かれ、
彼女の名前を出すのがちょっと恥ずかしかったので、
適当な名前を口に出してごまかしたのも覚えています。

この後、記憶に間違いがなければ、彼女は次の日も欠席だったのですが、
熱が下がって出てきたその時にどんな会話をしたのかは覚えていません。
もっとも、
彼女「この間はごめんね。ずいぶん待ったでしょ？」
私　「ううん。全然。」
なんて会話だけは絶対にしなかったと思いますが。
（子供がそんな会話するかって）

以上、ちょっと思い出したので書いてみました。
記憶に間違いがなければ、この彼女は私の初恋の相手です。
（あっ、言っちゃった！）

ガラッと話は変わって。
普段は漫画を読まない私が、昨日、初めて「ヤングマガジン」を買ってきました。
別に読みたい漫画があったわけではなく、我らがあゆ美さんの表紙と
巻頭グラビアに魅かれて買ってしまったのです。
因みに今後の予定では、来月発売の「東京ウォーカー」に
あゆ美さんが登場するそうです。ひょっとして表紙かな？