道の駅では霧が出ていて日高山脈を越えるまで、ずっとこんな天候の中を走ることになるのかなと残念な気持ちでいた。
ところが天馬街道(国道236号線)に入ったら、霧は上がって晴れ間が出てきてさわやかな空気だ。
千歳から支笏湖に向かう道道の支笏湖通りのように、道路の両側から森が迫ってくるような道も北海道らしくて好きだが、天馬街道の下の方のこんな林に囲まれた道も気持ち良く走れて楽しい。
野塚トンネルを越えて日高に出ると明るい日差しの国だ。トンネルを過ぎて少し行ったところに「翠明橋公園」がある。
下まで降りると暑くなるのでここでしばし休憩して、お昼もここで食べていくことにした。ここは標高450メートルくらいで、トイレと休憩所も完備している。
そしてこの道路を何度か走っていたが、今まで立ち寄ったことがなかった。なんと湧水があるのだ。浦河町役場が譲り合って利用してと看板を出しているくらいなので、エキノコックスの心配のない地下水のようだ。
そして奥のお待ちかねエゾシカさんがいる。一頭だけだがすぐそばでベンチの横の草を食べている。
稚内のように目の前に飛び出してくるのはごめんだが、走っている間左右の牧草地あたりに群れているのではないかと期待していた。だが離道直前にサプライズがあってよかった。
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天馬街道を下って太平洋側に出てきた。
この先、日高道が無料だが山の中なのでパスだ。太平洋沿岸を走る国道235号線が、信号停車も少なくのんびり走るには丁度いい道路だ。ただ制限速度が40キロ、50キロの区間があるのが結構わずらわしい。たまにネズミ捕りもある。
走っていると突然の雨ということもある。
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いい時間に「道の駅 むかわ四季の館」についた。
本日の走行距離は173キロ、燃費は12.6km/Lだった。これは今回の北海道のたびの中で、日ごとにみたら最良の燃費だな。
標高585メートルの野塚トンネルまで上がってきたにしてはいい数字だだ。
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時々ネズミ捕りの話題をだしたりしていますが、自分ではキャンピングカーで捕まったことはありません。よっちゃんさんは運がなかったですね。
道がいいのでかなりのスピードで走れますが、キャンピングカーでスイスイスピードを出すのはなかなか容易なことではありません。ところがネズミのわなはちょうど無理のないところに、運転者の心理のすきまに設置されています。
今回の国道235号線では上り側にではなくて、紋別警察署の正門前で下り線を監視していました。沙流川の橋を渡って軽い下り坂でスピードが上昇しやすい所ですね。敢えてブレーキを踏むまでもないからそのまま惰性で進むとオーバースピードになるんですね。