空をみながら

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まっとうな仕事であればそれで生きていけるようでなければならない

2020年06月23日 15時27分11秒 | 思考試行

 仕事は各人が、その持ち場を得て、生計のもとにしている。動機はさまざまにあって、嫌であっても仕方なくしている人もいるだろうし、好きで好きで収入を度外視してやっている人もいるだろう。

 高収入を得ることのできる仕事もあれば、収入が得られない仕事もある。遊んでいるようにしか見えない人が高収入の「手立て」を持っていて、楽々と優雅な生活を送っている人もいる。

 概ね国の仕事の場合は、支払いを確実に受けられることとか、買いたたかれたりしないから、建設業などの場合、業者にとってみれば、歓迎すべき仕事であろう。

 コロナ事件で、さまざまな給付金がでているが、この事務についての仕事は、相当に大規模であり、また、おいしい仕事であることは、容易に理解できる。流れの具合から、やはり、相当なややこしいことが起こっていることが疑われている。

 国が何かやるたびに、仕事を受けることができたら、これはたまらないだろう。儲かって儲かって仕方がないことだろう。そして、そんなおいしい立場にいるものが、今回はっきりした。

 仕事をこなすために、何段階もの仕組みがあって、「中抜き」のしやすい構造になっている。実際に仕事をしなくとも、その段階に入り込めば、利益を得ることができる。

 大体、大きな仕事となれば、利益がついてくる。そうすると、さらにこれに群がる層ができてくる。政権と無関係とはいえない。権力と利益は密接な関係がある。彼らは、すべてを明らかにできないように仕組みをこさえる。

 最終的に、これを許さないのは、選挙しかない。おかしいことがあれば、ただちに選挙結果に現れるようでなければ、政治権力はなにも恐れることがない。

 敏感に反応する有権者たることが、無駄な税金の使い方を許さない確かな方策である。

 一方、貧しい環境に置かれてしまった人々は、どのようにあがいても、決して収入はあがらず、収奪されるばかりという人もいる。真面目にはたらいても、生計の維持さえあやしい待遇でしかない。こんな仕事があること自体が不公正である。

 これもまた、選挙でこういうことはおかしいという勢力を伸ばすほかない。合理的な社会にできるかどうかは、すべて選挙にかかっている。有権者がしっかりしなければならない。

 


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