困難な状況があって、変わる可能性が出てくる。困難な状況を放置するわけにはいかないから、なんとかしようとなる。そのためには、やる気がもっとも必要だが、そのやる気が、どこから出ているか、対策が効率よく打たれているか、組織の機能がうまく発揮されているか、すべての部面でためされ、世間の注目を浴びることとなる。
慣例になっていたことも見直されるかもしれないし、組織の弱点があからさまになることもあった。残酷なまでに、為政者の能力不足が、官僚組織の脆弱さが白日の下にさらされた。
大阪府知事が、テキパキと行動して、評判をあげた。若いし、イケメンだし、誠実にとりくみ、マスコミにも登場して、コロナと真正面から取り組んでいる姿勢に好感が寄せられた。
それに対して、国の動きは、動きが鈍いというか、いら立ちをよぶ流れであって、すべては後手後手で、センスを疑う動きもあった。検査体制がとれないのを、正直に言わないで、あたかも戦略であるかのように、言い、本当に国民のことを考えず実行してきた、医療体制の縮減政策のツケを払わされることとなった。
今後にむけて、さまざまに世の中が変わっていくだろうことは、疑いない。人は助け合わなければ生きてはいけないし、富や名誉を追求するばかりでは、やってはいけないことがはっきりした。
政治のやり方も変わるだろうし、また、変わらなければならない。世界各国で、変化がはじまっている。
どのように変化していくのか、お互い、人を大事にする方向へと、はっきり舵をきって動くようになることを、期待したい。
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