空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

ウイルスは忖度しない

2020年02月16日 21時04分45秒 | 思考試行

 思惑があって、検査対象を「武漢しばり、湖北しばり」、をやった。これは、政権の仕業だが、誰がやったのだろうか。誰が首謀者だったのか。検査ができない、この間に、感染がすすみ、いよいよ、これからそんな馬鹿なことをやったツケがいよいよ現れようとしている。

 「先手、先手」で行きたいと安倍首相はいう。もう充分に後手を引いてしまっているのにだ。ウイルスは官僚ではない。官僚のように、人事権で脅かされて政権に言うままに動いてはくれないのだ。

 こうなった以上、どういう準備をしなければならないか。なるべく事を小さく見せようとしたり、いろんな思惑のためにとるべき処置ができないようでは困る。

 この間の政権の姿勢は、本当に国民の側にたっていたのかどうか。

 やるべきことをせず、検査をさせず、事件を、矮小化したい思惑が如実にでていた。羽鳥モーニングショーでは、政権の姿勢にとまどい、なぜなんだを連発していた。取材で、検査はやろうと思えばできることを、明らかにしていた。

 政権の言うままの評論家が、政権の代弁をして、検査ができないことを言い募ったが、そんなことはない取材の結果だった。落ち着けば、この間の事情は必ず明らかにされなければならない。

 いままで、政権は、掠め取った議席の数を背景にして、好き放題をしてきたが、ウイルスはそういうわけにはいかない。キチンとやるべきことをしなければ、そのしっぺ返しが来る。

 それで被害を被るのは、国民である。政権は、言い抜け、言い訳に終始するだろうが、この間のできごとを忘れてはならない。事態は、収束したわけではない。これから、初期の「思惑」の悪影響がでてくる可能性がある。というか、もうすでに始まっている。

 この状態になる前に、憲法を変えるチャンスだという声もあった。政権に大権を与えて、私権を制限しないと、事態に対処できないなどと言い出した。とんでもないことだ。

 やるべきことをやらず、国民のことを真剣に考えているわけでもない、彼らの本性がはっきりでてきている。

 この事件を契機に日本がどのように変わっていくのか、これからがたいへんであるが、報道ぶりも各社それぞれ本性を表している。国民はつぶさに、事態の推移を見守り、自己防衛をしながら、よくよく事態を、監視しなければならない。


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