空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

感染症後世の中が変わるというが

2020年06月16日 16時21分16秒 | 思考試行

 確かに、サラリーマンで特に大企業に勤めている人達の間で、テレワークが行われ、どうやら、定着しているようだ。仕事のやり方が変わり、さらには、これをすすめて、地方へと住居を移す人もでてきているという。

 毎日、満員電車に乗らなくても仕事ができて、生活ができるのならば、生き方を変える人はでてくるだろう。その変化は合理的であり、健康的である。憧れの田舎暮らしを満喫しているという例など、今朝のテレビでも紹介されていた。

 依然として、「夜の街」関連の陽性患者の発生はとまるようにはみえないし、仕事の中身が問われる時代となった。不要不急のことは、省かれ、淘汰されるかもしれない。お金をうなるほど持っていて、銀座で若いきれいな女性と酒を飲みたいと言う人は、辛い日々を送っているのだろうが、サラリーマンも勤務帰りの仲間との居酒屋での集りなども、相当楽しみにしているようだ。

 東京アラートが解除されて、深夜の盛り場で、酔いつぶれるまで飲んで路上で寝ている人などもテレビの画面に登場している。

 政治に関しては、打つ手が後手後手となり、さまざまな弱点が露呈した。カッコイイことを口で言っても、具体的に国民がなにを求めているか、どういう状況にあるのか、本気で考えられない人々が、政治に携わり、この国の幹部を占めていることがわかった。身内、友達に利権を回し、うまい汁を吸っていた構造も白日のもとにさらされた。うまいことをやっているヤツがいた。 

 こういう連中をどのようにお仕置きしていくのかという、明確な課題があきらかとなった。日本だけではなく、世界中で、人間社会の実態が否応なくさらされている。

 金銭を儲ける仕事が、どうしても必要な仕事ではなく、本当に必要な仕事というのは、評価されることもなく、適切な報酬を与えられていない現実がはっきりしてきた。誰に感謝しなければならないか、見えてきた。国会でふんぞり返って、さも高級そうな仕事をしているんだと思っているだろう連中の空しいふるまいをみていると、腹立たしい。例外の人もなかにはいるが。権力をどう使うかを謙虚に賢く実行してほしいものだ。

 前向きにさまざま提案しているテレビのコメンテーターが、真摯に調べ、時には誤りをみとめ謝罪し、次々に「方針」を出してくる姿勢には、感心した。熱があり、真心がある。こういう人物こそ、政治家になってほしいものだ。というより、このような意見を吸い上げ、検討し、直ちに反応できるような政治態勢が必要なのだと思う。素直に、率直に、世の中そういう風に変わっていくべきだという方向性がはっきりしてきたのではないか。

 


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