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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

相撲協会はどうするのか

2018年09月26日 10時31分54秒 | 思考試行

相撲協会へ貴乃花親方が引退届を出した。どうしても、部屋をたたまざるを得ない状況に追い込まれたための苦渋の決断だという。

告発状を取り下げたのは、事実無根の内容だったからではなく、その後に、弟子が暴行事件を起こしたために、協会と争うことを止めたということであって、事実は事実だという。

事実無根であったと認めるならば、部屋の存続は可能という話があったといい、どこかの一門に入らなければ、存続できず、入るにしても、先の告発が事実無根と認めなければそれもできない、という。

協会は、そんな圧力はかけていないといい、告発を事実無根だと認めよとは言っていない、という。「いじめがあったのか、なかったのか」の話である。やめるというのは、いじめがあったからではないか。あるのかないのか、本当に、調査したのか。

なかったとすれば、一部の幹部が、一人自分勝手に貴乃花親方に圧力をかけただけだったのだろうか。そうだとすれば、それは問題である。圧力をかけていたのが、本当であるとするなら、それはもっと問題だろう。

そして、もう喧嘩しない、弟子たちの行き先さえできれば、それでいいという貴乃花親方の会見の内容を聞く限り、協会は、あっさりと受け入れたらいいではないか、と思えるが、協会の広報は、引退届は様式が違うといい、さらに、弟子たちの移転も認めていない、などといっている。

どこまで追い詰めるつもりなのか、相撲協会の実態がいよいよ怪しくみえてくる。