けっこうしゃべるチャンスがあって、勉強をきっちりして、オピニオンリーダーになることは、真に、国民のためではないかと思っている。
なぜなら、庶民の生活のなかで、生活し、庶民のくらしのなんたるかを最も知っている人たちだからである。形ばかりの高学歴とか、本当は、馬鹿なのに賢いフリをする政治家どもに対抗すべきは、まさに庶民のなかから生まれたお笑い芸人である。
もうすでに、その萌芽はみられる。だが、その存在は、必ずしも表舞台にあるとはいえない。お笑い芸人自身が、単に売れさえすればいいと思っているか、それとも、自身を過小評価しているか、いずれにしても、うちに秘めた、庶民のために自分はなにをすべきかに集中していないからである。
時の政治権力の求める方向で、アホなコメントをしていては、面白くない。ごまかしながら、正体を見破られないように、だが、しっかりと、庶民の味方であり、庶民のための情報を発信すべきである。それこそお笑い芸人の役割ではないか。
庶民の土性骨に訴え、庶民の覚醒をうながすのである。密かにずっと期待している。