足元から揺さぶる異常な揺れには、本当に驚いた。ひごろ、もういい加減な年齢になったことだし、覚悟はできているぐらいに思っていたのだが、何のことはない。実際の揺れに、身体は正直なもので、直感的に根底からの不安を感じた。心臓の具合が変である。何だか落ち着かず、気持ちが悪いぐらいだ。
テレビのインタビューで、中年の女性が心臓に悪いと言っていた。まさに同感であった。人の話は、気持ちを込めて、しっかり聞かないといけないなと実感した。いままで、人様の言うことを、ちゃんと聞いてきたのだろうかと反省させられる。
そして、今日は、国会中継もやっていた。麻生財務大臣は、足を組んで、いかにも大物議員、大物大臣の態度物腰なのだが、その答弁ぶりが、苦し気で、痛々しい。正直に思いのままに答弁しているという風ではない。
質問通告がなかった、などとまともに聞かれたことにこたえず、逃げまわるばかりである。最近、こんな風な言葉を発する人が目立つ。気持ちよく、正直に話せばいいではないか。まさに国会では、そういう議論をしてほしいものだ。