いい国にしたいものである。民主主義を貫徹しながら、国民一人ひとりがしっかりしている、そんな国にしたいものだ。官僚が国民を馬鹿にしていたり、ヒエラルキーがあるのが当然だという本音は、古い日本の体質からきていることは明らかだろう。
彼らの内部の実情というのは、どんな実態にあるのだろう。職制にしばられ、上司は部下を家来のように使っているのだろう。これでは、出世競争に躍起となるはずで、その人事権を安倍総理がもってしまったものだから、みんな右へならえという実に情けない状況となってしまった。
日本を誇りある国にするためには、振る舞いや、価値観が当然問題となる。人間社会において、どうあるべきかを考察するならば、ある姿勢なり、振る舞い方が出てくるのではないか。
人を馬鹿にしたり、無視したり、子供を虐待したり、なぜそうなるのか、なにが問題なのか、そのよってきたるところを知って改善に踏み出すべきである。
日大のアメフト事件、レスリングの意地悪事件、そして、その謝罪の仕方。そこには、本当には反省していない本音がでてきた。うそをつこうとして、本音を語ってしまうのだから、正直な人たちだといえばいいのだろうか。こんなに鮮やかに、シラをきられると笑ってしまう。
本当に、反省したり、謝罪したりしたことがない、まだ「人間」になりきっていない人々が結構いる、ということが白日のもとに晒されたわけだが、かれらは、本当の功労者かもしれない。