レスリングの栄監督が謝罪した。
伊調選手、田南部コーチにも謝罪すると言った。その弁明がまたおかしい。謝るなら、キチンと謝るべきで、いくらかはねじ曲げ、真実とは違う匂いがまた漂う。
本当には、謝ってはいないし、その気はないのだろう。誤解云々という言葉が出てくる。相手にも、責任があるかのごとく言うのである。
実態はどうだったのだろう。自分が、手塩にかけて、世話をしてきた愛弟子が、他にコーチを見つけて、そこでも練習するようになった。そこで、悔しくなったのか、意地悪をした。
いろいろと嫌がらせをし、練習環境を奪う行動をとる。自分の手元から離れるとこうなるんだ、とう具合である。
そうしたと言えば、本当の謝罪になる。本人たちには、まだ直接謝罪できていないという。誤解だのなんだの言っているうちは、本当の謝罪ではないのだから、拒否されるのは当然だ。ここにも古い日本の体質がある。