戦争がいかに、悲惨なことであるか、人間はいまだに理解しないのであろうか。もはや、全地球に関わる問題になっているにもかかわらず、それぞれ、事情を持ち出しては、争う。
おそらく、人類は、真っ当な寿命(太陽系の破滅とか)を迎えることなく、滅びてしまうかもしれない。トランプと、金のやりとり、だけでなく、日本の政治家たちの動向をみても、いつかは戦争をするつもりのような動きである。
憲法9条は、まさに、どのようにしても戦争ができない規定になっている。これこそ、先の大戦で勝ち取った究極の戦争回避規定である。他国に侵略されたらどうするか、それは、もてるあらゆる手段で抵抗するだろうが、こちらから、戦争は絶対にできないようにしているのは、まことに賢明である。
そうする他に、手段はない。自分からは、絶対に手を出さないのだから、相手は、よほど論理的に滅茶苦茶な相手ということになる。
殺されても、殺さない、そういう姿勢だということだ。それでも、攻めてくるとすれば、そんな相手は、いずれ、自滅してしまうに違いない。となれば、人類は絶滅だ。