北朝鮮の金正恩は、自らを守るために躍起となっている。国民は、本心ではどう思っているのだろうか。ニュースでの画面には、一丸となって、国際社会に対峙しているようにみえる。
事実は多くの脱北者が語るように、国民の間には、不満がたまっているようだ。平壌は高層ビルが立ち並び、一見繁栄しているようにみえる。だが、モデル地区外はどうなっているの不明である。
国民に情報を開示せず、為政者が事実を隠す行為は、当たり前のようになされている。それは、中国や北朝鮮などでは、著しいが、日本も政府がなにもかも公開しているわけではなく、けっこう秘密にしていることが多いのではないだろうか。
憲法9条で、どこからみても戦争をやることができない規定をもちながら、戦力として、軍隊として実態を明確になっている自衛隊を、なんとか合憲にしようとしている。
発足当初は、戦力ではない、軍隊ではない、といいつのっていた。それが今では、自衛隊は戦力だと、憲法はおかしいというまでになっている。恥知らずにも、開き直った。
行く先は、戦争のできる国であり、国民を権力の自由に使える使い捨ての道具と化す道である。合憲化すれば、徴兵制は当然となり、戦地へ若者たちは引っ張られることになる。
国民は実力をつけて、こうした動きを粉砕しなければならない。選挙でキチンと彼らを排除しなければならない。平和のために、世界へ働きかけなければならない。