法律ができれば、それに応じて、国の機構は当然に変わる。新しい権力構造ができる。事前に把握することが要点だから、事前の調査が行われること、それも権力側にとって、都合の悪いところ、ライバル政敵などは、まずは第一の標的となる。
となれば、ますます権力は強くなる。自分の態勢を壊そうとする勢力の芽を潰すことに邁進する。自明の理であり、歴史はそのように展開してきた。今も、独裁国や、権力の集中しているところは、多かれ少なかれ、そうした態勢が作られている。
そうした現象は、ひとりその国だけでなく、他者にも悪影響を与える。地球上、まだまだ心配だらけの状況であり、人類の叡智は、充分生かしきっているとはいえない。
もっとシンプルにしなければならない。生きるということについて、何が本質か。何を刺激とするのか。さまざまな試練や、ストレスはどのように克服されていくのか、科学技術は進歩発展している。これらの成果が続々発揮される時期も近いかもしれない。もう一息のところに人類はきているのかもしれない。