米中首脳の会談が行われている。北朝鮮のこと、貿易のこと、欲と欲とのぶつかりあい。世界をいかに良くしようかと考えてはいないようだ。
ビジネスが出発であり、そこがすべてなのだろうと思っている。富裕層が考えることは何なのか、思いは及ばないが、記者に対する態度とか、言動をきいて、尊敬できる人物とは思えない。
アメリカ国民の支持率は、低下を続けているという。主要な官僚ポストも埋まっていないらしい。というか、必要ない、と言っているらしい。
非常に危うい雰囲気が漂う。
危ういといえば、警察権力が拡大する共謀法案の審議入りを自民、公明、維新が同意したという。こういう法律が通れば、警察は、捜査ということで、ヅカヅカと個人の生活に踏み込んでくることは確実である。
いまでも、企業活動を妨害したとして、住民運動のリーダーが簡単に逮捕されたりしている。意図的な目で市民生活に食い込めば、どんな口実でも逮捕できる。権力はスキあらば、権力の拡大を目指す。口実の拡大と適用の容易さを与える道具を欲しがっている。