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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

ブログの楽しみ。

2007年12月29日 10時42分06秒 | 思考試行
新規投稿したときと、しないときでは、アクセス数がはっきり違う。見事なまでにその数が変化する。この貧しい記述を待ってくれている人がいるのだろうか。それとも、ただ、更新されたというだけで、自動的にサーチするような仕掛けがあって、その所為で変動するのだろうか。

どうも機械的な感じが否めない。あまりに、数字的にバラツキが少ないのである。そして、新たな試みをやってみると、ほぼ、仮定したような結果がでる。

生活の中で、結果が似たようなことになるのは、不思議といえば不思議である。小売店などの売り上げも、シーズンとか気候とかの具合で変化するけれども、ある程度の幅があって、とんでもない変化というのは、ないようである。だいたい似たりよったりの結果になるらしい。

それが、こんなブログのアクセス数にも、現れてくる。もう一年がたって、技術的にはなんの進歩もないが、継続してくると、それなりの習熟もあった。自分だけの関心を対象にして、誰の思惑も考慮しないで、何がしかのことを書く行為は、けっこう楽しいものがある。

誰に頼まれたわけでもなく、儲かるわけでもない。しかし、言いたいことがいえるのは、いい時代といえる。変な行動、腹立たしいこと、告発すべきことなど、いろんな情報が暴露され、それが、卑怯な連中の行動抑制になれば、それはすばらしいことである。

サイデンステッカーと文藝春秋

2007年12月29日 09時31分38秒 | 思考試行
文藝春秋の11月号を読んでいたら、サイデンステッカーの記事がでていた。蓋棺録というコーナーで、なくなった人の、業績などが紹介されている。
 
川端康成のノーベル賞受賞により、「雪国」の翻訳家として、一躍有名になったという、サイデンステッカーは、戦争が嫌で、日本語学科を選択、そして、戦後日本に駐留軍にいたとき、日本人の勤勉さにふれて、研究するにたる国と考え、日本研究の勉学をはじめたという。

その後、日本とアメリカに交互に住んだ時期もあるが、日本の下町の魅力にかてないとして、日本で住んでいたという。

ドラマをみるような気がした。日本文化のよさは、よく言われる勤勉さとか、礼儀のこととか、あるが、特に宗教における独特の寛容さというか、国際的にうまくやっていけるいい加減さがあると思う。

こうしたことを、国際的にも、知ってもらいたいものだ。その意味で、かくまで日本に魅力を感じてくれたサイデンステッカーの生涯がもっと知りたくなった。

文藝春秋は、時折購読するのだが、すばらしい雑誌である。日本の文化がここには溢れていて、刺激があたえられ、また癒しがあり、共感がある。いい仕事をしている人びとが登場してくる。そして、この雑誌の存在自体が、日本の誇る文化であると思う。