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“ネコヤナギ”の花穂が顔を出し始めました ; 春近し!?

群馬・藤岡の「庚申山」にある「みかぼ未来館」の玄関先で、“ネコヤナギ”の木が芽吹き始めているのを見つけました

光沢のある鮮やかな赤色の“ネコヤナギ”の冬芽は、大寒を過ぎ次第に色濃さを増し、暖かさを感じてか硬い鎧を脱ぎ始めてきたようです

透き通ったように見える青い空に、突き上げるように枝を拡げ、春の近づきを知らせているかのように見えます

全国各地で、今年は降雪   情報が多く報道されていますが、確実に春に向っているのですね                                      “ネコヤナギ”は通常3月から4月頃、銀色に輝く絹毛におおわれた花をつけるのですが、こんなに寒いのにもう咲き始めるのは暖冬と思っているのかな

   冬芽の中から、真っ白くやわらかな綿毛状の顔(*^_^*)を出し始めた処を、アップ   です

“ネコヤナギ”の別名は河近くに多く見られるところから“カワヤナギ”と呼ばれ、万葉の頃から歌に詠まれています                                                                                                                                              作者不詳(=坂上郎女(さかのうえのいらつめ)との説もあるようです)の歌ですが、今の時期にぴったりかなと思える一首をみつけました

 『  山の際(ま)に  雪は降りつつ  しかすがに  この河楊(かはやぎ)は  萌えにけるかも  』

詠んでるそのままの意味ですが、あえて訳すると、『 山の間に雪が降っているけど、この河楊(かはやぎ)は芽吹いています ‥ もう春なんですね~ 』

お知らせ!!  “ネコヤナギ”は「1月30日」の誕生花です                                                                                                                             そして、その花言葉は「努力が報われる」ですが、きっと覗き始めた花穂の顔を見て、こんな思いになったのでしょうね 

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