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‘紫モクレン’と‘蜂の巣’

我が家の隅にある‘紫モクレン’ の蕾が、大分大きくなってきました
こんな「長谷川素逝」の一句を見つけました・・・(長谷川素逝は昭和初期代・ホホトギス同人です)

    “  木蓮の   つぼみのひかり   立ちそろふ  ”  

冬日差しの中、‘紫モクレン’の枝と電線が交錯し、幾何模様に見えます
‘紫モクレン’の枝に、蝋細工の様になっている「蜂の巣」がぶら下がっているのを見つけましたが、分りますか!?



多くの「蜂の巣」の形は、正六角形または正六角柱をスキマなく並べた構造をしており、この構造を「ハニカム構造(Honeycomb)」といいます・・・「ハニカム」は英語で、「蜂の巣」の意味です
蜂が「ハニカム構造」に同一の形を隙間なく敷き詰めることで、丈夫な巣ができ、しかも、最も少ない材料で巣が作れる事を、自然の能力として備えている事にびっくりです
日本語で、「はにかむ=シャイ」という言葉があリますが、「蜂の巣」は「シャイ構造」のイメージですかね 
 
 薀蓄 でーす  
自然界では、ハチの巣、昆虫の複眼、亀の甲羅、玄武岩の柱状節などが「ハニカム構造」になっていますが、この構造は自然の理にかなっているといえそうですね



こんな「シャイ構造」の巣を、触覚のみで定規や分度器も使わずに見事に作り上げる蜂の能力はどのように身につけたのでしょうか
自然の不思議さを感じます
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庭の小鳥 : ‘ヒヨドリ’ & ‘メジロ’

我が家の荒れたジャングル庭も、今は冬・葉がすっかり落ち、枯葉が積もっています
そんな自然に近い(私の勝手解釈です)庭には、小鳥達の良い餌場集会所になっており、よく小鳥達がやってきます
あっちこっちに、餌置き代用にした鉢の下敷きに、傷物のミカン、柿、りんご等を入れてやると、とても賑やかです
そんな騒がしい庭のこの時期の主役は‘ヒヨドリ’ と‘メジロ’ です


‘ヒヨドリ’の食べ物は夏は昆虫が主食で、冬は果実や種子が中心となるようです
我が家の庭には‘ハナミズキ’の実がまずなくなり、‘柿’、‘南天’、‘ピラカンサス’といった順になくなります
他の鳥達(シジュウカラ、百舌、オナガ等々)もくるのですが、大抵の小鳥達は‘ヒヨドリ’が数の力で追い払ってしまいます
もう少し仲良くすればいいのになぁ~
‘ヒヨドリ’の庭での騒ぎ方というか、飛び方は、くの字みたいな飛び回り方をします
甲高い声で、「ヒ~ヨ・ヒ~ヨ」と、小鳥達を追い払うのです 


そんな‘ヒヨドリ’の追い払いにめげず、‘メジロ’はやってきます
‘スズメ’等は恐れをなして、はるか彼方の屋根に逃げていますが、‘メジロ’は結構近場にいるようです
‘メジロ’は良い声で囀るため、古くから「和鳥」として飼われてきて、江戸時代から‘メジロ’を鳴き合わせる(競争)道楽の対象となった事があったそうですが、割りに人懐っこいのかもしれませんね
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‘メダカ’ → 「 目高 」と書きます

藤岡IC・「道の駅ららん」で‘メダカ’を見つけました 
水がめの中、ちょっと紅葉した睡蓮の葉陰から、ゆっくりと泳ぎだしています
‘ニホンメダカ’は子供の頃には、身近の小川、浅い池や沼、田んぼ等で、群れをなして泳いでいましたが、現在ではなかなか自然の中では、見ることができなくなりました
 ‘メダカ(目高)’は、 トウゴウイワシ目  メダカ科(アドリアニクチス科)に属する淡水魚です
日本に生息する淡水魚の中では、体長3~4cm 程と最も小さな魚です
水がめの上から覗くと、メダカの目がとても大きく見えますが、この目の大きさに加え、頭部の上端から飛び出していることが、名前の由来になっています・・・単純明快な名づけですよね 


一般に、メダカの寿命は1~2年のようですが、最近は観賞用として人工的に飼育されており、 長いものでは、4~5年生きると言われています
日本の野生の‘メダカ’は‘クロメダカ’で、天然のメダカらしく保護色がかっており、水中の葉陰に入るとちょっと分りにくいです
下の写真で、悠々と泳ぐ‘クロメダカ’をすぐに見つけることが出来ますか!?  
‘緋メダカ’が最近多くなっていますが、これは‘クロメダカ’の突然変異種です
‘緋メダカ’が増え、これを自然界に放すと自然生態系がくずれると心配されています


のんびり水カメを覗き込んでいましたら、ふと「メダカの学校」の歌詞を思い出しました

 “ メダカの学校は 川のなか     そっと覗いて みてごらん
   そっと覗いて みてごらん     みんなで おゆうぎ しているよ

   メダカの学校の メダカたち    だれが生徒か 先生か
   だれが生徒か 先生か       みんなで げんきに あそんでる

   メダカの学校は うれしそう    みずに ながれて つーいつい
   みずに ながれて つーいつい   みんなが そろって つーいつい  ”

‘メダカ’を見つけると、思わず、そっとのぞいてみたくなります
童心に戻って、「メダカの学校」を覗く気持ちで…のんびりゆったりしましょう  
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カモ君・お帰り~!! ・ そこで一句 (^^♪

晩秋いや初冬というのが合っているのでしょうか!?
今年も ‘カモ’君達 が、いつも行く公園の池に帰ってきました
温暖化でもあり、紅葉がまだ大分残っています
なのにどうやって季節を間違わずに同じ場所に戻ってこれるのかな 
最も段々横着者もいて、渡りを止めちゃう鴨君もいるって本当!!
‘カモ’を題材に、ヘボ句を読みました


         カモ来たり幾万里もの旅路後


         幾万里やっと着いたと群れる鴨

         集うカモ秋日の中に疲れ取る

         飛び帰たる無事祝し合い群れるカモ    
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‘フジバカマ(藤袴)’は虫たちのディナー場です

今 ‘フジバカマ(藤袴)’ の花が盛りです
フジバカマの開花時期は、10/ 1頃~11/25頃にかけてで、小さいピンク色の花がたくさん寄り集まって咲きます
花の色が藤色で、花弁の形が、袴のようであることから、この名前になりました
‘フジバカマ’が咲くと秋の深まりを感じます
そんな秋の日差しの中、色々の虫たちが、‘フジバカマ’の花に一杯寄り集まっていました
‘フジバカマ’は虫たちのディナー場 なのかな~


黄色地に黒い紋がある「タテハチョウ」が、目の前に飛んできました
「タテハチョウ」の名は、翅を立ててとまる蝶という意味で、命名されたそうです
初夏から真夏にかけて現れる夏型(地色が黄色っぽい)と、秋に現れてそのまま越冬する秋型(地色がオレンジっぽい)蝶がいますが、今の時期ですから、勿論「秋型タテハチョウ」ですね


「ハナアブ」の仲間が、夢中で吸蜜です 
体の縞模様から「シマハナアブ」かなと思いますが、ちょっと、いや大分怪しい 
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‘コセンダングサ’・通称‘バカ’に、「シジミチョウ」が…

草取りのしてない屋外駐車場に車を止めたら、その横で‘コセンダンクサ’ が腕を広げて咲いていました
‘コセンダングサ’は世界の暖帯から熱帯にかけて広く分布する帰化植物で、河原や空き地、荒れ地などに広く生育し見られる雑草の代表選手です
1年草で、上部の枝先に、黄色の頭花をつけて咲き、ちょっとチャーミングな感じです
花は花びらがなく、両性の筒状花だけが集まっています 



総苞片はへら形で、先はとがり、7~8個が1列に並んでいます
筒状花が受粉し「そう果」になると、その先端には2~4本の逆棘のある芒ができます
これが動物の毛などにからまって、種子を散布し、分布を拡大するのですが、「くっつき虫」とか「ひっつき草」の由来になっています
花期は9~11月・この後「引っ付き虫」大発生で~す
子供の頃、学校帰りの道草をすぐ見破られたのは、ズボンや服の裾に「引っ付き虫」がついていた為だったのですが、なんで分ちゃうのかなと思っていました
あの頃は「引っ付き虫」とは云わず、「バカ」がついたと呼んでいました 



‘コセンダンクサ’の 花言葉 ; 「 悪戯好きな子供 」 、「 近寄らないで 」 、「 移り気な方 」 ですが、近寄ったら取れなくなっちゃうなんて「セメダイン」みたいです
ところで「セメダイン」なんて今の若者は知らないんだって・・・
「アロンアルファ」なら知ってるてかぁ~ 


‘コセンダンクサ’はパッと見・決して派手な花ではありません
でも蝶を始め色んな昆虫達には、とっても人気があるようで、この花の周りはいつも虫達が集まり賑わっています 

上の写真は“ヤマトシジミ”ではないかなと思います
“ヤマトシジミは’は人家周辺で最もよく見られる小さなシジミチョウです
翅の表面はやや光沢のある水色で、裏面には灰色地に黒い斑紋が散りばめられているので、多分間違いないと思うのですが…
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‘ハーブ’・‘バジル’の花が爽やかです

群馬・高崎の高崎公園内の“シンホォニーガーデン”に「ハーブコーナー」があります
一般に‘ハーブ’というと、特にヨーロッパで、薬草やスパイス等として有用な植物を指し、香りや辛み、苦みなどの風味を楽しむために少量用いられる「キッチンハーブ」を指すことが多いようです  
そんな‘ハーブ’の中で、‘バジル’は古代ギリシアの時代から王家など貴人の香水や薬に使われており、「王様のハーブ」(Basilikon phuton)と呼ばれた程代表的‘ハーブ’種です   
   シソ科   メボウキ属   インド、熱帯アジア原産
本来は多年草らしいのですが、日本では冬の寒さで枯れてしまうため一年草とされています
別の呼び名を‘バジリコ’ともいいますが、これはイタリア語で、‘バジル’は英名です
和名の、「メボウキ(目箒)」は、水に浸した種で目に入ったゴミを取り除いていたことからつけられたそうです


  さわやかな‘バジル’の芳香は、パスタやトマト料理にピッタリ!ですが、料理に使われるだけではなく、芳香成分が食品・香水・歯みがき材などの香料としても利用されています

白いフリルのような可憐な花に、‘ハナアブ’が吸蜜にきていました  

爽やかな芳香と共に、秋風の涼しさを感じさせる‘バジル’の花に、しがみつくように吸密する‘ハナアブ’がとても軽やかに見えます
花言葉 ; 「 好意 」 、「 好感 」 、「 良い望み 」
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‘ナミアゲハ’が通る「蝶の道」って知ってますか!?

‘ナミアゲハ’は都会の真ん中から山地まで、様々な環境で見ることができる‘アゲハチョウ’の仲間です
マイ庭は最近雨の多い日が続くせいか(・・・これいい訳です  )、枝落しや草取りのできぬままジャングル状に緑が青々と茂っています
そんな花数の少ないマイジャングル庭の枝間を‘ナミアゲハ’がよく飛び回っています
先日、夜半の雨が上がり、久しぶりに晴れ間が見えた時に、‘ナミアゲハ’が‘金水引’の花穂で羽根を休めているのを見つけました



花の少ないマイ庭で、同じ‘金水引’の花に留まって休んでいる‘ナミアゲハ’を見るのは、実はこれで3度目です
そんなにこの‘金水引’が、お気に入りなんでしょうか
‘アゲハチョウ’の仲間は、「蝶道(ちょうどう)」 と呼ばれる目には見えない道のようなものを持っており、毎日ほとんど同じ頃、同じルートを飛ぶのだそうです
マイジャングル庭はどうやら「蝶道」になっている様で、しかも‘金水引’はさしづめ‘ナミアゲハ’の「お休み処」になっているようです  
夏の蝶々が、炎天を避けて移動する為、木や草が入り組んだ小道を渡ってゆく性質があるなんて、知らなかったけど、草取りさぼりのいい理由が出来ちゃった 


 ‘金水引’は夏から秋にかけて、黄色の5弁花を細かい花穂に多数つけて咲きます
中国名は‘龍牙草’とよばれますが、花後できる実がトゲトゲしている事から付けられたようです
‘金水引’の花言葉は、「 しがみつく 」 、「 感謝の気持ち 」ですが、‘ナミアゲハ’の休んでいる姿がなんかぴったりです
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‘ニイニイ蝉’の声をやっと聞きました ・「抜け殻」見っけ!!

今年は蝉の声があまり聞かれません  
例年だと、今頃のマイジャングル庭では、蝉がとってもうるさい位に鳴きまくるのですが、ちっとも今年は鳴きません
今年の梅雨の戻りで、マダマダと満を持してでもいるのでしょうか 
でも先日緑地公園で、今年初めて‘ニイニイ蝉’の鳴き声を聞き、「抜け殻」を見つけました  


‘ニイニイ蝉’の「抜け殻」は小さくて丸っこく、全身に泥をかぶっているような姿をしています
体に似合わず大きくギョロ目ちゃんの様子はちょっと可愛げです
他の蝉と比べて、木の幹や根元などの低い場所で多く抜け殻をみかけます


近くの桜の木で、(周波数の)高い声で、ちぃ~。。。。。。と鳴いていました  
鳴き声を定めて、目を凝らしたのですが、なかなか分りません (上の画像の中にいるのが分りますか!?  )
やっと見つけ、そぉ~とパチリ です
体の灰褐色と翅のまだら模様は樹皮に紛れる保護色となっていて、すっかり木肌にまじわっています
‘ニイニイ蝉’は通年は梅雨の最中の6月下旬頃から発生し、他の蝉より早く鳴き始め、8月にはいる頃には少なくなってきます
今年は蝉の世界でも、異常気象を感じているのでしょうか  
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‘スッポン’ 君、一体なんでここにいるの!?

今年は例年に無く荒れた天気が続いています
梅雨ってしとしと雨  が続くのに、今年はあっちこっちで、竜巻や集中豪雨  がおこり、日本の従来型天候と変わって来ている様に思われます
先日、公園緑地を流れる河に、久しぶりの陽射しを満喫とばかりに日光浴している‘スッポン’ を見つけました
雨量が多い為、水嵩が増し急流になった中で僅かに残った岩棚に、かろうじて這い上がっての日光浴はなんとも落ち着かない様子です
この格好は泳ぎ疲れて岩場で休む子供の姿がダブって見えました  



‘スッポン’は、本来日本では本州以南に生息するとされています
最近は養殖場等から逃亡し、気温の上昇などによって自然分布が変化しているのだそうです
‘スッポン’の特徴は他の亀と異なり、甲羅が軟らかい点にあるようです
食性は動物食の強い雑食で、魚類、両生類、甲殻類、貝類、稀に水草等を食べるそうで、肉質がとてもやわらかく美味だとして、古来から食用とされてきました
   薀蓄で~す  
一体いつ頃から食べられていたかと言うと、日本で最古の‘スッポン’に関する文献「続日本紀」の記述によると、文武天皇元年(697年)9月に近江の国(現在の滋賀県)より「白鼈(しろかわかめ)」が献上されたとあるそうです
但し「白鼈」とは、白い‘スッポン’のことを指し、おそらく、琵琶湖辺りで捕れた白い‘スッポン’を珍しいので、天皇に献上したものと思われます
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‘ヤブミョウガ’ & 虫達

先日群馬県立群馬の森公園をウォーキングに出かけてきました
緑陰を歩くと園内各所で、‘ヤブミョウガ’大小の群落が目につきます
半日陰の場所を好み、すぅーと伸びた花穂に純白の花がつき出しましたが、今年はやや早めの咲きだしのような気がします


花の少ない夏の間、‘ヤブミョウガ’の花は長い花茎の上部に,輪生状に数段ついて咲き続けます
今年は例年より1週間以上梅雨明けが遅れていますが、そんな梅雨明け遅れのじっとり天気の続く中で、真っ白な花が疲れ気味の気持ちを癒してくれます
花びらが6枚のように見えますが、実際の花びらは3枚、あとの3枚はガク片で、花冠の直径は8mm位の小さな花です


輪生状に、段上に咲く花に、虫達が蜜を求めて一杯飛んできますが、雨の合間に蜘蛛が忙しく巣を張っています


葉上には、蝶トンボ(?)が、羽根を休めていました
この「トンボ」は初めて見たもので、‘アオハダトンボ’かなとも思いますが、どなたか知りませんか?
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甲虫 ・‘カナブン’が集まって・・・

今年も、孫のご機嫌取りに、(‘クワガタ’+‘カブトムシ’)捕りに行って来ました(行き先はちょっと秘密・・・
本命のカブトムシやクワガタはなかなか見つかりませんでしたが、カナブンが寄り集まって餌捕りです

 カナブン(金蚊)は、コウチュウ(甲虫)目コガネムシ科ハナムグリ亜科に属するなじみ深い昆虫で、分りやすく云うと、やや大型のハナムグリの一種です
その姿は、頭は四角で、背中が平らになった形をしています
体色は一般的にやや緑がかった銅色ですが、緑色っぽいものから銅色まで個体による色彩変化があり、金属光沢がかっています


‘カナブン’は、夏季に樹液に集まる昆虫の代表種ですが、少しずつ個体数が減ってきているのだそうです
中に一匹、全身青色したきれいな‘カナブン’がいましたが、これってもしかして‘アオカナブン’かな
‘アオカナブン’は‘カナブン’の仲間でも更に数が減って来ており、なかなか見られなくなっているそうですから、カナブンの緑色のものなのでしょうか
子供の頃は雑木林の内部や周辺で、一杯見られたのだけど、自然界は変わって来ているのでしょうか
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‘ナミアゲハ’ & ‘ノウゼンカズラ’

梅雨明けが間近なんでしょうか!?       
梅雨の晴れ間と思える陽射しの中で、ハッとするような鮮やかな色の‘ノウゼンカズラ 花があっちこっちで咲いているのを見かけます  
‘ノウゼンカズラ’の和名は「凌霄花」と書き、「空をしのぐ花」という意味のままに 長く蔓を伸ばして花を咲かせています
‘ノウゼンカズラ’の葉面で、羽化したばかりかなと思える‘ナミアゲハ’が、色鮮やかな羽根を拡げて休んでいました  



‘ノウゼンカズラ’の花は、茎の先に総状花序をつけ、花冠はラッパ型で、先が5裂して咲きます
開いた花は一日でぽとりと落ちてしまいますが、次々と絶え間なく咲き続けます
茎や花に甘みがあるらしく、よく蟻がうろうろ行ったり来たりしています
我が家の‘ノウゼンカズラ’は蕾が一杯付くのですが、‘カメムシ’がやってきて、蕾元の甘い液(?)を吸い、花が咲かずに散ってしまうのです … 何か対策ないかなぁ~ 


優雅にひらりひらりと飛んでいた‘ナミアゲハ’が、‘ノウゼンカズラ’花の中に入り込むように蜜を夢中で吸っていました
普通「蝶」は口吻を伸ばして、格好良く蜜を吸う姿を見ていましたが、貪欲に顔を突っ込んで蜜を吸うなんて余程お腹が空いているのでしょうか 
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‘ガク紫陽花’の両性花に、「ハナアブ」が蜜吸いです

梅雨の最中、‘ガク紫陽花’が盛りです
雨上がりの合間の散歩  で、青紫色した ‘ガク紫陽花’の両性花 が日の光を求める様に、大きく開いて咲いています 
紫陽花の花色は、土壌のアルカリ性度が高いと赤くなり、酸性度が高いと青くなります  (リトマス試験紙と反対です)
「万葉集」に出てくる‘アジサイ(紫陽花)’は、「アジ」が誉め言葉で、「サイ」は青い花の意味です
‘紫陽花’の原種は‘ガク紫陽花’です
 “ 紫陽花の / 八重咲くごとく / 弥つ代にを / いませわが背子 / 見つつ偲はむ ”
                              ―橘諸兄(たちばなのもろと)―
この意を解釈すれば・・・
 『 紫陽花が八重に咲くように、いつまでも栄えていてください、あなたよ
                           紫陽花を見ながら、あなたをお慕いいたします 』



「万葉」の代には、どんな昆虫が花の周囲を飛び回っていたのでしょう
「ホソヒラタアブ」は腹部が黄橙色と黒色の縞模様をもつ、スマートな体形をした「アブ」です
色々な花上でよく見られ、ホバリングするようにしながら花から花へと飛び回ります


‘がく紫陽花’の 花言葉は、「 謙虚 」 です
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「アゲハチョウ」の幼虫

梅雨晴れの合間に見つけた‘アゲハチョウ(揚羽蝶)’の幼虫です
この表情(?)は、なんともほほえましいでしょう!?   
でも毛虫とみると、寒気がするほど嫌いな人もいるようです
う~ん!!蓼食う虫も好き好き…?・この例えはちょっと、いや大分違うか~ 

ところで、くりくりした目に見えるのは、体模様なんですが、知ってました!?
眼は口許のすぐ上にあるのですが、ちょっと分りませんよね   



  ‘アゲハチョウ’は当然幾種類もいるのですが、この幼虫は「クロアゲハ」の「終齢幼虫」のようです
卵から孵りたての幼虫は、黒と白が混じった模様をしており、一見鳥のフンのように擬態しており、脱皮を繰り返し「さなぎ」前になると、緑色の保護色に姿を変えます
「終齢幼虫」とは、脱皮を繰り返す回数を1齢と数え、‘アゲハチョウ’は5齢あるようで、5齢めの幼虫を指すのだそうです   
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