goo

‘ピラカンサス’の花 & ‘ハナムグリ’(甲虫)

秋になると、真っ赤や黄金色に色づいた実をつける‘ピラカンサス’ が、どんな花をつけるか知っていますか  
今の時期、公園の生垣造りされた散歩道で、真っ白な花を咲かせていました  
‘ピラカンサス’は薔薇(ばら)科の常緑低木植物です
枝肌には槍の穂先のように、バラよりも長く鋭い形をした棘があります
真っ赤な実を生らし、鋭い棘を持つ事から、中国名で「火棘(かきょく)」の呼び名が付いています
花は枝先に小さな花がびっしり纏まって咲いています
一個一個の小花の表情は野バラにちょっと似ています



真っ白な絨毯状に咲いた花の上を群がるように、虫達が一杯飛び回っています
散歩の折、‘ハナムグリ’が夢中で花粉を食べているのを見つけました
‘ハナムグリ’は春から秋にかけて色々の花に飛来し、花粉を主食にしていますから、花の受粉に深く関わっている昆虫なのですが、姿がいかめしいし、葉や新芽を食い荒らす害虫と思われがちです
食べている様子もなんとも貪欲なイメージで、もう少し優しく食べて欲しい感じはしますよね  
‘ハナムグリ’は甲虫の仲間で、体長は14~20mmほどです
つやつやした緑色の体に小さな白点を散りばめ、黄灰色~灰白色の毛がはえています
食事の際は花の中を潜り込むように入り込むので、全毛に花粉が纏う様につきますから、受粉にはまったく最適な仕組みですね



花言葉 ; 「 愛嬌 」 、「 燃ゆる想い 」 、「 時間 」
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 新緑の浅間山... 早春の‘草津白... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。