日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
チャアーミングな花 ブルーデージを見つけました
スーパーの花棚で、先日見つけたとってもチャーミングな花を紹介します
花の名は、ブルーデージ(=別名・ルリヒナギク)といいますが、大分寒くなってきている今頃咲く花とは、知りませんでした
ブルーデージは名前のように青色の花で、キク科の常緑半低木の多年草です
花期は春~秋咲くようですが、どちらかというと春先が旬と思われています
南アフリカが原産で、18世紀ころにヨーロッパに伝わりました
花径は4㎝ほどで、マーガレットを少し小さくしたような花ですが、とにかく澄んだ青色と中心花の黄色のコントラストがひときわ美しく感じます
草丈は20~60cmほどあり、すっきりした花姿ですが、花姿に似合わず極めて強健な性質なので、花壇やコンテナの寄せ植えのメインとしても利用でき、更に切り花などにも用いられると人気があるそうです
ブルーデージは冬や夏を越して花を咲かせる常緑性の低木で、晩秋までも花を咲かせる様子はとても芯の強さを感じさせます
頭花が長い柄の先に1つ付き、花の中心の部分(管状花)が黄色くなり、一重の青柴色の花びら(舌状花)とのコントラストがとても綺麗に見えます
高温多湿が苦手なので、育てるときは置き場所を移動できるコンテナや鉢植えで育てると長持ちさせられるそうです
ブルーデージの花言葉は、 「 純粋 」、「 幸福 」、「 恵まれている 」、「 かわいいあなた 」、「 協力 」、「 幸運 」 です
アップで撮ったブルーデージの容姿に、『うん!! 出来よし!!』 と、自分で気に入ってます
チェッカーベリー・ビックベリーの実は、眼にいいんだって!!
産直の花木棚で、可愛い紅い実をつけた鉢を見つけました
名札にはビッグベリーと書かれていました
ビックベリーは大実タイプのチェッカーベリーを呼ぶようです
チェッカーベリーはツツジ科ゴーテリア属の常緑低木で、原産地は北アメリカの東北部です
開花期は5月~8月、 結実期は9月~翌年春までです
日当たりと風通しの良いところを好み、夏にかわいい白い花が咲き、9月頃実が赤く色づき始め、次第に寒くなると葉がブロンズに紅葉します
赤い実の可愛いさ、紅葉の装いはクリスマスの雰囲気にピッタリって感じです
「ベリー」という呼び名は、植物学的な定義としては、単一の子房から生み出されるブドウのような多肉果のものをそう呼ぶようです
「ベリー」は日本語では漿果(しょうか)とも訳され、多肉果で最も一般的な種類で、全体の子房壁が食べられる果皮へと成熟します
因みに日常的に「ベリー」と呼ぶのは、イチゴ(ストロベリー)、ブルーベリー、ラズベリー、セイヨウスグリ(グーズベリー)、ブラックベリー、クランベリーなど、多肉質の小果実の総称のようです
冬の実物はセンリョウ、マンリョウ、ヤブコウジなどが多く利用、知られていますが、チェッカーベリーは、草丈が低くこんもりと密に茂り、実も大きいので寄せ植えの材料として使いやすい上、更に日陰のグラウンドカバーにもなると最近人気の植物だとたくさん売られるようになっています
尚寄せ植えには、ビオラやアリッサム、ハボタンなどとの組み合わせ、さらにはシルバーリーフなどのさまざまな葉ものと組み合わせて、クリスマスや正月用の飾りに利用されています
寒さにあうと葉色は赤みを帯び、更に赤味を増した5裂した実はチャーミングそのものです
この果実は真っ赤に熟すと、食用にもなります
あまりおいしくないと云う事なのですが、最近ブルーベリーの10倍もの目の効用があるとテレビの宣伝で舗装されているのを見ました
老眼になってきたから、畑のブルーベリーの加えて、庭にチェッカーベリーを植えておいてみようかな
物好きおじさんにはピッタリかも
マユミの鉢花各種・・・百万石という名のマユミ、白いマユミ
スーパーの花棚でマユミの鉢花が売られていました
丁度実が沢山真っ盛りです
マユミとはニシキギ科の日本、朝鮮半島などに分布する落葉性の中低木で、かわいらしい実と美しい紅葉が特長で、庭木や鉢植えのほか盆栽にも仕立てられます
マユミは漢字で「真弓」と書き、木質が緻密でゆがみが少なく耐久性に優れるため、弓の材料として用いられたところに由来しています
通常マユミの樹高は3~5m、春~初夏に地味で小さいのであまり目立ちませんが、4枚の花びらを持つ緑白色の花を咲かせます
花後(➝10~11月頃)に1cmほどの実が生ります
枝にぶら下がって実った果実はとても可愛らしく晩秋に 野山で見るマユミの実 は鑑賞に値します
果実は紅いピンク色の立方体で、熟すと4つに割れて中からツヤのある赤いタネが顔を覗かせます
マユミは雌雄異株で、果実はもちろん雌株になります
鉢で売られているのはほとんど雌株です
マユミはタネから育てると個体差が大きく、実付きの善し悪しや、果実の色の濃淡などにばらつきが出ます
葉型の変異も多く色々の種類があります
棚におかれた鉢には、色々な果実のマユミがありました
下 の画像は、紅い色の大実の大実紅マユミです
名札には、「百万石マユミ」と書かれていました
大実紅マユミの果実
″白マユミ“ の果実
実の色変わりで、白実の“マユミ“がありました
ちょっと黄色がかっている殻が割れて、中から赤い種が顔を出しています
陽射しを浴び、温か~そうです
大実紅マユミの鉢の隣に、紅千石マユミと名札がついたマユミがありました
果実の大きさは、「百万石」よりやや小ぶりですが、びっしり千成のように生っています
マユミは古来から歌に歌われています
白実のマユミは万葉の時代からあったのですね
「 白檀弓(しらまゆみ) いま春山に 行く雲の 逝きや別れむ 恋しきものを 」 万葉集
意味: 春山(はるやま)を行く雲(くも)のように、離れてゆくのか、恋しいのに
この白真弓というのは、白実の真弓と云う事でなく、丸木弓のことだそうで、「引く」、「張る(春)」、「いる」などにかかる枕詞です
「 南淵(みなぶち)の 細川山に 立つ壇 弓束(ゆづか)纏(ま)くまで 人に知らえじ 」 万葉集
意味: 南淵の細山川に生えている檀(まゆみ)で作る弓の束を、蒔いて仕上げるまで・・・恋がかなうまで人に知られないようにしよう
注) 南淵の細山川とは、奈良県明日香村にあるそうです
コレオシプスの花は、ワイルドだぜ~
スーパーの花棚で見かけた花ですが、なんか男ポイ花です
名前はコレオシプスといい、ハルシャギクやキンケイギクの仲間で、北アメリカを中心に80~100種が分布しています
ハルシャギクやキンケイギクは秋まき一年草ですが、春まきも可能です
コレオプシスとは、ギリシア語の「coris(南京虫)」と「opsis(似る)」という意で、この花の実が南京虫に似ていることにちなんでいるのだそうです
コレオシプスは、明るい花色の陽気な感じのする花を多数咲かせます
分枝が多くコンパクトな草姿で、花期が長く花色も豊富です
長く伸びた花茎の先に咲く花が風に揺れる姿には風情があり、荒れ地を花園に変えるワイルドフラワーとして、公園や河川敷、道路わきや分離帯など、各所で利用されているようです
花の表情も、とってもワイルドだぜ~
コレオシプスは、場所によってはこぼれダネで毎年開花します・・・これもワイルド!!だぜ~
最近は、種間交配によって新しいタイプのものが多数育成され、コレオプシスのイメージが一新されてきており、花壇やコンテナの寄せ植えにと多く利用されているそうです
寒さにやや弱いため、多年生のものも多くは一年草扱いされています
コレオシプスの花言葉は、「 小粋 」、 「 陽気 」、 「 上機嫌 」、 「 愛の始まり 」 です
なんか花姿を見ていると、粋を感じます
ダリアの花は今が旬なの!?
ダリアの旬の季節っていつなのでしょう
ご近所の花壇や、花屋さんの花棚で咲いているダリアがとても綺麗です
ダリアとは、キク科ダリア属の多年生草本植物の総称で、球根植物です
メキシコ~グァテマラにかけてが原産地で、18世紀にメキシコからスペインにもたらされて以来、長い間をかけて品種改良が行われ、多種多様な、花色、花容の品種が作り出されてきたとされています
ダリアと人との関わりの最初は、自生地でもあったアステカ帝国(=14世紀~15世紀にかけて繁栄したメソアメリカの民族)で、「アステカ」ではダリアは神聖な花とされており庭などで栽培されていました
現地名は「アコクトリ(水笛)」と呼び、花茎がストローのように中空になっているところに由来するとされます
日本には1842年(天保13年)にオランダ人によってもたらされたのだそうです
「ダリア」 (dahlia) の名は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であったアンデシュ・ダール(Anders Dahl) にちなんでいるといわれますが、どういう関連があるのかよくわかりません
和名では、花の形がボタンに似ているため、テンジクボタン(天竺牡丹)と呼ばれています
ダリアの球根は非耐寒性で、サツマイモに似た塊根ですが、塊根自体に不定芽を生じる能力はありません
そのため、塊根の生じる地下茎の芽を塊根につけて切り離し、増やします(➝芽のない、または切り落とされた球根は発芽しない)
こうした塊根の性質は、同じキク科のヤーコンに似ています・・・とはいえ、ヤーコンの花はまだ見た事はありません
ダリアの花は夏から秋にかけて開き、大きな花と色鮮やかな花色、咲き方がとても特徴があります
花色は赤色・オレンジ色・黄色・白色・ピンク色・藤色・ボタン色・紫色など、バラやチューリップと並び、最も縹色のバラエティーに富んでおり、更には絞りや爪白のもの、コラレット咲きには花弁(大きな舌状花)とカラー(管状花を取り囲む小さな舌状花)の色が違う2色咲きのものもあります
ダリアは大輪種の豪華さ、小輪種の愛らしさ、様々な花色や形などその選択肢の多さが魅力の一つです
園芸品種の先祖となる野生種には高地に自生するものが多く、やや暑さに弱いのがネックのようで、今頃が旬なのかもしれません
初夏に一番花が咲いたあと、夏は花が咲きやんだり花色が鈍り、冷涼地や、平地でも気温の下がる秋になると、再び冴えた色の花を咲かせます
花色は非常に豊富で、青以外はほぼ揃っていると言っても過言ではありませんが、ご近所で咲いていた黒味の濃赤紫色の花ははじめてみました
葉色は緑葉と黒葉(銅葉)があるそうで、黒葉系は赤や黄色など明るい花色と非常によく合うとの事です
下の画像の白いダリアは茎色が銅葉調です
下の画像は、スーパーの花棚で見つけましたが、北欧ダリアと名がついていました
ダリアの花というより、花形はシャクヤクの花の感じです
ダリアの花言葉は、花の種類が豊富なだけに実に多種多様です
「 華麗 」、「 優雅 」、「 威厳 」、「 移り気 」、「 不安定 」、「 感謝 」、「 栄華 」 と紹介されています
「移り気」、「不安定」という花言葉は、ダリアの花がフランス革命後の不安定な情勢の中で流行したことに由来しているといわれていますが、何とも歴史ある話です
キンギョソウ・ブロンズドラゴンはカラーリ—フとして綺麗です
近所の花屋さんを覗いたら、ちょっと変わったカラーリーフを見つけました
名札には、キンギョソウ・ブロンズドラゴンとありました
キンギョソウ(金魚草)はゴマノハグサ科キンギョソウ属の植物で、南ヨーロッパと北アフリカの地中海沿岸部が原産地です
キンギョソウの名はその名の通り金魚ののおちょぼ口に似ているところからつけられたそうで、穂状に数多く花を咲かせます
種はとても微細ですが、性質は強健で、こぼれ種でよく殖えます
本来は多年草植物だそうですが、一般的には秋蒔きの一年草で、寒冷地では春蒔きにして育てるようで、春の南房総では温室栽培が多くされています
花の色は赤・桃・白・橙・黄・複色と豊富です
キンギョソウは英語では「スナップドラゴン」と呼びますが、これはミツバチが花の中に入って蜜を吸う様子を、ミツバチがドラゴン(竜)に飲み込まれているような姿になぞらえて表現したようです
尚、スナップは「 かみつく」の意味です
撮った画像は、キンギョソウのカラーリーフで、ブロンズドラゴンと呼ばれ、別名をドウバキンギョソウ(銅葉金魚草)といいます
花期は春から秋と長く花が楽しめますが、なんといっても葉色が銅色がかったアンティーク雰囲気が抜群です
花は数輪しか咲いていませんでしたが、この葉色は何とも言えずシックな感じできれいです
花がなくとも十分鑑賞できました
草丈は30~60cmになり、日当たり、排水性の良い場所を好みますが、割りと丈夫だそうで、花も葉も楽しめると云う事で、お得だと花屋さんご推奨のようです
尚花は切り戻しすると、繰り返し花を咲かせるし、大株にし2~3年毎に春か秋に植え替えや株分けをし古株は更新すると何年も育てられるというから本当ならいい花ですね
数少ない花を撮ってみました
でも葉だけで十分な綺麗さです
キンギョソウの花言葉は、色々ありそうです
そんな中で、 「 仮定 」、「 推測 」、「 予知 」 だというのを選びました
花言葉というより。葉言葉としての印象です
エンジェルス・トランペット・ツリーの花
ここにきて、急に寒さを感じるようになってきました
そういえば、昨日は立冬だったから、当然かな!?
早朝ウォーキングを続けていますが、今朝は手が冷たく感じました
ご近所の駐車場の隅にエンジェルス・トランペットが以前から花開いていましたが、段々と寒くなってきたので今日慌てて紹介です
エンジェルス・トランペットは、別名 ダチュラとか、木立朝鮮朝顔と呼ばれ、ナス科でキダチチョウセンアサガオ属の低木です
キダチチョウセンアサガオ属は低温に強く、丈夫で育てやすい植物で、春温かくなってから旺盛に生育してゆき、夏から秋にかけて下向きに垂れ下がった花を大型の株にたくさんつけます
つぼみには卵形、球形、紡錘形などがあり、花はつぼみから飛び出すような即ち花弁の先端が、5つに分かれ反り返ったラッパ形に咲きます
原産地はアメリカの熱帯地方なのですが、意外に暑さが苦手で高地にしか生息していないのだそうです
そのため温帯気候の日本では、夏季の生育が緩慢になり、管理を怠ると最悪枯れてしまう場合もあるようです
エンジェルストランペットは木本で、大きなラッパ状の花がぶら下がるように開花する熱帯花木です
品種によりますが、夜間になると花が香りを漂わせます
寒さには比較的強く、関東地方のほとんどの地域では地上部が枯れても地下部から芽が出てまた開花します
エンジェルストランペットを訳すと「天使のラッパ」ですが、いくらトランペットのような形が可愛いからといって、口に含むのはご法度のようです
実はエンジェルトランペットはこれ、全草にアルカイド系成分を含み有毒です
口にすると幻聴や頭痛、眩暈、意識喪失などが起こるそうなので怖い!です
綺麗な花には毒がある...っていうのは、本当かも
栽培にあたり口に入れたり、傷口に触れたりしないようにしましょう
エンジェルストランペットの花言葉は、「 愛敬 」、「 偽りの魅力 」、「 変装 」、 「 愛嬌 」 です
毒草ゆえに、こんな花言葉が生まれたのでしょうか!?
そういえば悪魔の帽子はこんな花形の曲線の帽子をかぶっていたようです
ハンカチノキの鉢植えと思ったけど・・・??
先日、上信越道藤岡ICにある「道の駅・ララン」の花の交流館で、珍しい鉢物をみつけました
名札には、ハンカチノキ とかかれた鉢物です
しかも花が咲いていました
今まで、鉢物では見たことなかったので、何とも違った木にもみえます
あまりよく撮れず画像の出来は良くありませんでしたが、見てください
ハンカチノキはミズキ科の落葉高木で、中国の四川省・雲南省付近が原産です
属名のダビディア (Davidia) で呼ばれることもありますが、ハンカチノキの方がいいな
「ハンカチ」名の由来は、花についた白い大きな2枚の苞葉が垂れ下がりよく目立つためについたそうだけど、垂れ下がり具合から「幽霊の木」なんて呼び名もあるそうです
それにしても今まで見たハンカチノキと何となく違っているのが気になります・・・印象が何となく木というより草本ポイですよね
ものの本によると、通常ハンカチノキは4月下旬から5月に、前年枝に白いハンカチのような姿の花を咲かせ、しかも花弁はなく、たくさんの雄花と1個の雌花が1つの球形をつくり、大型の2枚の苞に抱かれるような形で開花します
即ち 花はハナミズキのような頭状花序になり、2枚の苞葉(ハナミズキの場合は4枚)に囲まれています
眼の前にあったこの鉢物は、花の咲く時期、花の咲き方・様子がどうも違っているように思えます
見たかったハンカチノキの花ですが、どうも違っているような気がします
店頭に出して売られているのだから間違いないと思うけど、お店の人に今度確かめてみましょう
とにかくこのところメニュー虚偽表示が話題になっていますから、気になりました
″イタドリ(=虎杖)の花が、咲いてたよ
先だって、花屋さんの鉢物展示コーナーで、イタドリが鉢植えされて売られていました
イタドリなんて買う人がいるのかなと、田舎育ちの私は思ってしまいます
でも結構人気があって、葉も花も可愛いと云って買って行くのだそうです
イタドリは東アジアに分布し、日当たりの良い土手や荒れ地などに自生するタデ科の雌雄異株の多年生植物です
イタドリの名前の由来は、表皮から糸状のものを採るので、「いとどり(糸取)」と呼ばれ、次第に転化して「いたどり」になったそうです
漢字の「虎杖(いたどり)」は漢名で、「杖」は茎、「虎」は若い芽にある紅紫色の斑点が虎の斑模様の皮に似ているところからきているのだそうです
イタドリの茎は中空で多数の節があり、その構造はやや竹に似ています
三角状の葉を交互につけ、特に若いうちは葉に赤い斑紋が出るのが、特徴だそうです
花期(7~10月)には枝端と葉のわきに総状花序をつけ、白色か紅色の小花をたくさんつけます
雌雄異株で、雄花はおしべが花弁の間から飛び出すように長く発達しており、雌花はめしべよりも花弁の方が大きいです
鉢の中で咲いている花はどうやら雄花のようです
花屋さんの店頭でイタドリを見た後、榛名山麓の山で、野生のイタドリを見かけました
店頭でみた花は見えず、どうやらこれは種子のようです
風によって散布された種は、春に芽吹き、地下茎を伸ばし群落を形成して一気に生長します
若芽と茎は 酸味があり食用になり、 地下茎は薬用になるそうです
根茎は木質で長く地中をはい、節から芽を出して増えていくそうです
イタドリの花言葉は、「 回復 」 です
ホトトギスの鉢植え
ちょっと掲載するのに時期が遅くなってしまいましたが、ホトトギスの鉢花を紹介します
このホトトギスは、先月中旬頃近所の花屋さんで鉢植えになっていたのを撮りためておいたものです
野で見るホトトギス と違って、とっても豪華な印象を与えてくれました
ホトトギスの開花時期は、8月下旬~11月中旬ですから、今はまだまだ旬の時期だといえます
それにしても、堂々とした咲き振りです
ホトトギスの花言葉は、「 永遠にあなたのもの 」・「 秘めた意志 」・「 秘めた恋 」・「 恥ずかしがりや 」・「 永遠の若さ 」 と沢山あります
ホトトギスのイメージ語は、どうやら「永遠」と、「秘める」と云う事にありそうです
ホトトギスは山野の林下や林縁、崖や傾斜地などの、日当たりの弱いところに自生しています
葉は互生し、楕円形で長く、葉脈は縦方向で、表面には毛が生えます
花は雌雄同花で、上向きに咲き、花弁が6枚で直径数cm程度のもので、花持ちは2~4日程咲き続けます
真っ白いホトトギスが咲いていました
ホトトギスの特徴の油点がありませんが、とっても清楚で、気品を感じます
白いホトトギスの花言葉は、 「秘めた意志」 が似合っています
マレーシアシャクナゲ(別名:ビレア石楠花) の花
先だって近所の花屋さんで見かけたのですが、マレーシアシャクナゲ(別名:ビレアシャクナゲ)というシャクナゲの鉢花 です…この名は名札にありました
シャクナゲは、ツツジ科・ツツジ属で高山植物のイメージがあります
花の咲く時期も6月頃だと思っていましたが、今の時期に咲くシャクナゲもあるのですね
マレーシアシャクナゲというのは南アジアの熱帯地域の高山に自生しているものの総称で、マレーシア特産というわけではないようです
別名はビレアという呼称がありますが、熱帯シャクナゲとも呼ばれるようです
熱帯高山で自生している熱帯シャクナゲは300種ほどもあるそうで、これらの種類は涼しい山岳地帯の岩や木のコケに着生または地面に生えているそうです
花色が熱帯植物らしいトロピカルな色をしており、種類によって春だけ開花する種類、春と秋の二期咲きする種類などがあるそうです
日本では数年前から花販売カタログに顔を出すようになってきており、品種改良も進んできて、今後、多くの品種も出てくるように思われます
マレーシアシャクナゲの花は一重咲きで、花径は5cm程、花冠は鐘形から壺形をし、花弁には厚くしわがありません
花色は、赤色やオレンジ色、黄色それに白色や淡いピンク色などがあります
シャクナゲの花言葉は、「 威厳 」、 「 荘厳 」 です
マレーシアシャクナゲの花言葉は、「 また会える日を信じて 」 です
アップしたマレーシアシャクナゲにはどの言葉が似合っているでしょう
センブリとねじり花
先だって、群馬榛名山麓にある産直に行った折、近くにある山野草の庭園を覗いてきました
そこで小さなリンドウに似た花が沢山咲いているのを見つけました
リンドウとは違うなと思いながらパチリ!!し帰ってから調べてみたら、センブリの花だと分かりました
リンドウに似ている花です
センブリ(=千振)は、リンドウ科センブリ属の二年草で、九州から北海道までの日当たりの良い山野の草地に自生しているのだそうです
センブリの草丈は5~20cm位、茎の太さは1~2mmで断面は四角く、根元から数本に分かれて生えています
葉は1~3cmほどの細長い線形で対生しています・葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)
発芽した芽がそのまま越冬し、翌年の9~11月頃に、茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、薄紫色の筋がある白い花を多数咲かせます
花は合弁花で、花冠が5つに深く裂けています
雄しべは5本、雌しべは1本で、花びら(花冠の裂片)のつけ根には2個の密腺があり、毛のような付属物があります
センブリの名前の由来は「千回振出し(=煎じる事)てもまだ苦い」と云う事からつけられたとされていますが、この苦味が薬効として健胃・整腸用の生薬として利用されています
生薬は開花期の全草を乾燥したもので、「当薬(とうやく)」と呼ばれています・・・「当薬」とは、「当(まさ)に薬」 と言う意味になっているようです
尚センブリは非常に苦味が強く、「最も苦い生薬(ハーブ)」といわれるほどで、その苦味成分は苦味配糖体(くみはいとうたい)とよばれています
センブリの花言葉は、「 忍耐 」、 「 義侠の愛 」 です
センブリの苦味はとても強い為、我慢して飲まないと効かないので、「忍耐」が必要だというのでしょうか!?
ところで、「義侠の愛」ってどういう意味なんでしょう
「義侠」とは、「正義を重んじて、強い者をくじき、弱い者を助けること」、即ち「おとこだて」、「男気」の事ですが、「男気の愛」ってどんな愛なんでしょう
センブリ飲んでみればわかるかな
センブリの花が沢山咲く中で、ねじ花が幾本か混じって咲いているのを見つけました
ネジバナ(捩花)は、ラン科ネジバナ属の小型の多年草です
ネジバナは通常6~8月に見られる花ですが、10月も半ばに咲いているなんてちょっと驚きです
ネジバナの花言葉は、「思慕」 です
別名をモジズリといわれ、古くから歌に詠まれており、百人一首にでてくるので知られています
「 みちのくの しのぶもじずり 誰ゆえに 乱れむと思ふ 我ならなくに 」 古今集 ( 河原左大臣 )
現代語訳すると、
「陸奥(みちのく)の国で織られる「しのぶもじずり」という乱れ模様の衣のように、乱れてしまう私の心。それは誰のせいなのでしょう? 私のせいではないのに・・・(あなたのせいですよ)」
平安時代モジズリは、「心に秘めた片思い」、即ち「忍ぶ恋」をテーマに詠むのに最も使われた花です
センブリと共に咲いていたネジバナ(モジズリ)は、何か平安時代の恋模様を語っているのでしょうか
山野草を植えこんだ榛名山麓の庭園主はいかなることで植えこんだのでしょう・・・なかなか情感多い人の感じです
瑠璃柳(ルリヤナギ)の花は、実にしとやかです
先日ちょっと休んだら、休み癖がついちゃいました
駄目だなぁ~と気合の入れ直しです
とは言え、こんなに気乗りのしないのは、歳をとったせいだけではないはずと、甘くなった自分の見直しです
目的を持たないとだめだと分かっていますから、目的探しの目的を立ててみましょう
先日上信越道・藤岡ICにある道の駅・ららんの「花の交流館」を覗いた折、花木コーナーで、ちょっとナスの花に似たしかしナスより可憐さのある鉢花が置かれているのを見つけました
名札には、ルリヤナギと書かれていました
ルリヤナギは、南米に分布していますが、ブラジルが原産とされ、ナス科ナス属の常緑低木です
日本へは文永年間に琉球国から渡来したとされているそうです
高さは1~2mになり、地下茎で増えます
葉はヤナギに似た長披針形で互生し、白っぽい青緑色をしています
7月から10月ごろ、茎の先に散房花序をつけ、紫色の星状広鐘形の花を咲かせます
別名で「リュウキュウヤナギ(琉球柳)」とも呼ばれます
花径は約3cm、ナスに似た薄紫の花が細い枝から多数垂れます
花はナス科独特の形で、黄色の雄しべがきゅと寄り集まった形になっています
暑いさなかにも枝を伸ばして、細長い花柄に丸くかわいいつぼみをふくらませ、ちょっとシワのある花弁をひろげて、とても風雅に咲いていました
ルリヤナギの花言葉は、「 叙情 」、 「 胸の痛み 」 です
花言葉・「叙情」は、薄紫のやさしい花を咲かせ、幾分灰青色の茎を持った木のたおやかで風情のある姿から作られたものでしょうか!?
花言葉・「胸の痛み」は、細い花柄の先にうつむく可憐な花が、風に頼りなげに揺れ動く姿から連想されてつけられたのでしょう
ルコウソウづいてますが・・・たまにはいいか~って思って
昨日に続いて・・・
今朝の早朝ウォーキングで、ルコウソウの花を見つけました
昨日鉄路の横に咲くマルバルコウソウを紹介しましたが、今朝のルコウソウは畑の横に咲いていました
ルコウソウの原産地は熱帯アメリカで、本来は多年草ですが、寒さに弱いため、園芸的に1年草として扱われています
花は花冠が2cm程の星型で赤、ピンク、白の花色がありますが、最も赤色が一般的です
花形も花色もマルバルコウソウとそっくりですが、その違いは糸のように細い葉なのが特徴です
その細さ加減はまるでレースのカーテンを彷彿させます
細かく切れ込んだ葉はとても涼しげで美しく、茎は細くまわりのものに巻きつく性質があります
初夏から夏にかけての繁茂はすばらしく、フェンスに絡まったら見事な緑のカーテンになりそうです
花をアップして見ました
実に幻想さを醸している赤さです
花の中心から顔を覗かしている蕊(しべ)のチャーミングさは格別です
ルコウソウの花言葉は、「 常に愛らしい 」、 「 繊細な愛 」 です
葉と花を見てれば、納得の花言葉です
ガーベラの花は、とっても魅力的だというのですが・・・なんでかな~
先日隣県の産直に足を延ばして行ってきました
花木コーナーにガーベラの鉢花がきれいに咲いていました
ガーベラ は、キク科ガーベラ属に属する植物の総称で多年草です
別名はアフリカセンボンヤリといいます
温帯な地域および、熱帯アジアやアフリカなどに分布し、野生で約40種が存在しています(特に南アフリカが多い)
花のもちが良く、フラワーアレンジメントでも比較的多く用いられています
花色はピンク、赤、白、黄色、緑、オレンジなど豊富にあります
ガーベラは多くが園芸品種としてヨーロッパで品種改良され、切花や鉢植用に栽培されるものが多くあります
こうしたものの花期は4~9月頃、暖地ならば4~11月頃(ただし真夏は中断する場合あり)に多く咲いています
切り花用として流通している品種は2,000品種以上あり、そのうち90パーセント以上がオランダなど日本国外から輸入された品種だそうです
ただし、切り花のほとんどは、輸入された苗などを日本国内の農家が栽培したものでだそうです
花の直径から大輪・小輪に分類され、それぞれに花弁が糸状になった「スパイダー」タイプがあるようですが、ここでは見られませんでした
尚、弁の形状から「一重」、「半八重」、「八重」に判別することができ、花弁が退化した「球状」タイプの品種もあるみたいです
花の感じは、見れば見るほど大輪の菊に似ています
9月27日、 11月12日の誕生花で、
花言葉は、 「 辛抱強い 」、 「 希望 」、 「 常に前進 」、「 燃える神秘の愛 」 です
ガーベラは花言葉が素敵だと、贈り物の花として人気なんだそうです
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