日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
センブリとねじり花
先だって、群馬榛名山麓にある産直に行った折、近くにある山野草の庭園を覗いてきました
そこで小さなリンドウに似た花が沢山咲いているのを見つけました
リンドウとは違うなと思いながらパチリ!!し帰ってから調べてみたら、センブリの花だと分かりました
リンドウに似ている花です
センブリ(=千振)は、リンドウ科センブリ属の二年草で、九州から北海道までの日当たりの良い山野の草地に自生しているのだそうです
センブリの草丈は5~20cm位、茎の太さは1~2mmで断面は四角く、根元から数本に分かれて生えています
葉は1~3cmほどの細長い線形で対生しています・葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)
発芽した芽がそのまま越冬し、翌年の9~11月頃に、茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、薄紫色の筋がある白い花を多数咲かせます
花は合弁花で、花冠が5つに深く裂けています
雄しべは5本、雌しべは1本で、花びら(花冠の裂片)のつけ根には2個の密腺があり、毛のような付属物があります
センブリの名前の由来は「千回振出し(=煎じる事)てもまだ苦い」と云う事からつけられたとされていますが、この苦味が薬効として健胃・整腸用の生薬として利用されています
生薬は開花期の全草を乾燥したもので、「当薬(とうやく)」と呼ばれています・・・「当薬」とは、「当(まさ)に薬」 と言う意味になっているようです
尚センブリは非常に苦味が強く、「最も苦い生薬(ハーブ)」といわれるほどで、その苦味成分は苦味配糖体(くみはいとうたい)とよばれています
センブリの花言葉は、「 忍耐 」、 「 義侠の愛 」 です
センブリの苦味はとても強い為、我慢して飲まないと効かないので、「忍耐」が必要だというのでしょうか!?
ところで、「義侠の愛」ってどういう意味なんでしょう
「義侠」とは、「正義を重んじて、強い者をくじき、弱い者を助けること」、即ち「おとこだて」、「男気」の事ですが、「男気の愛」ってどんな愛なんでしょう
センブリ飲んでみればわかるかな
センブリの花が沢山咲く中で、ねじ花が幾本か混じって咲いているのを見つけました
ネジバナ(捩花)は、ラン科ネジバナ属の小型の多年草です
ネジバナは通常6~8月に見られる花ですが、10月も半ばに咲いているなんてちょっと驚きです
ネジバナの花言葉は、「思慕」 です
別名をモジズリといわれ、古くから歌に詠まれており、百人一首にでてくるので知られています
「 みちのくの しのぶもじずり 誰ゆえに 乱れむと思ふ 我ならなくに 」 古今集 ( 河原左大臣 )
現代語訳すると、
「陸奥(みちのく)の国で織られる「しのぶもじずり」という乱れ模様の衣のように、乱れてしまう私の心。それは誰のせいなのでしょう? 私のせいではないのに・・・(あなたのせいですよ)」
平安時代モジズリは、「心に秘めた片思い」、即ち「忍ぶ恋」をテーマに詠むのに最も使われた花です
センブリと共に咲いていたネジバナ(モジズリ)は、何か平安時代の恋模様を語っているのでしょうか
山野草を植えこんだ榛名山麓の庭園主はいかなることで植えこんだのでしょう・・・なかなか情感多い人の感じです
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