ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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金正日ジョーク3つ(その3)

2010-08-12 00:57:38 | 北朝鮮のもろもろ
 とりあえず3連続の最後です。

  “아! 행복해”
 영국, 프랑스, 북한 사람이 잡담을 나누고 있다.  
 영국인“나는 집에서 팬티 한 장 입고, 모닥불 앞에 앉아 있을 때 가장 행복하더군.”
 프랑스인“자네 영국인들은 참 호연지기가 없네. 행복이란 모름지기 이런거지. 지중해 해변에서 금발이 물결치는 미녀와…”
 북한인“한밤중에 말입니다. 비밀경찰이 문을 두드리면서 외치는 소리가 들려요. ‘강성미, 넌 체포됐다.’ 그랬을 때 ‘경찰 동무, 강성미는 옆집에 삽니다’라고 말할 수 있을 때. 난 그때가 가장 행복합디다.”


  ああ! しあわせだ
 イギリス、フランス、北朝鮮の人が雑談している。 
 イギリス人「私は家でパンツ1丁で焚火の前に座っている時一番しあわせだったなあ。」
 フランス人「君たちイギリス人は本当に浩然の気がないね。しあわせとは当然こういうことだよ。地中海の海岸で金髪が波打つ美女と・・・」
 朝鮮人「真夜中にですね、秘密警察が戸をたたきながら叫ぶ声が聞こえてきます。「カン・ソンミ、おまえを逮捕する。」 そんな時、「警察同志、カン・ソンミは隣の家にいます」と言える時。私はその時が一番しあわせです。」


 映画「クロッシング」の一場面を思い浮かべてしまいます。また、島田事件という幼女誘拐殺害事件の犯人とされ、死刑確定の約30年後に再審無罪となったAさんから聞いた「朝、刑務官が歩みを止めて自分の獄房の前に立った」(=すぐ刑が執行される)後、間違いに気づいた刑務官が隣の房に向かったという恐怖の体験談も思い出しました。

 おまけにもうひとつ追加。

  “당 중앙이신지요?”
 두 사람이 평양 지하철에서 이야기를 나누고 있다. 
 A“안녕하시오, 동무.”
 B“왜 그러시오.”
 A“동무. 실례지만, 노동당 중앙에서 일하시오?”
 B“아니오.”
 A“혹시 예전에 일한 적 있소”
 B“아니 전혀.”
 A“가족 중에 누구 당 중앙위원회에서 일하는 사람이 있소?”
 B“아뇨.”
 A“당신 내 발 밟았소, 발 치우시오”


  党中央でいらっしゃいますか?
 二人の男が平壌の地下鉄で話をしている。 
A「こんにちは、同志。」
B「どうかされましたか?」
A「同志。失礼ですが、労働党中央で働いていらっしゃいますか?」
B「いいえ。」
A「もしかして、以前働いていたことがおありですか?」
B「いえ、全然。」
A「家族のどなたか党中央委員会で働いている方がいますか?」
B「いえ。」
A「あなた、私の足を踏んでます。足をどけてください。」


 ・・・これは以前何かで読んだ記憶があります。

 本当の北朝鮮内でのジョークは、たとえば<アジア・プレス>のサイト中の「リムジンガン」の記事中に<ジョークと流行語 一覧>というのがあります。アネクドートのような政治風刺というよりも、もっと実生活に即した笑い話のようですが、詳細を知りたい方はアジア・プレスに所定の料金を支払ってご覧ください。

 この際オマケで、日本のジョーク。もうご存じの方も多いでしょうが・・・。

 「日本には正体不明の鳥がいる。 
 中国から見ればカモに見える。米国から見ればチキンに見える。欧州から見ればアホウドリに見える。日本の有権者にはサギだと思われている。オザワから見ればオウムのような存在。でも、鳥自身はハトだと言い張っているようだ。


 けっこう知れ渡った鳩山ジョークですが、最初に考え出したのは誰なんでしょうね? よくできてると思います。あえて難を言えば毒気に欠けるかも・・・。まあ、それが日本たる所以ですけどね。

※ネット社会ではさらに次のように続く。(元来これがオリジナル?)
 それでいて、約束をしたらウソに見え、身体検査をしたらカラスのように真っ黒、釈明会見ではキュウカンチョウになるが、実際は単なる鵜飼いのウ。私はあの鳥は日本のガンだと思う。