ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

①韓国文学②韓国漫画③韓国のメディア観察④韓国語いろいろ⑤韓国映画⑥韓国の歴史・社会⑦韓国・朝鮮関係の本⑧韓国旅行の記録

白いバナナ牛乳、白いイチゴ牛乳が発売される

2009-11-05 00:50:03 | 韓国料理・食べ物飲み物関係
 昨日の<高麗大学ブランドのワインとマッコリ>に続いて、
 「朝鮮日報」10月29~31日のオモシロ記事拾い読みその2です。

 今回のテーマはバナナ牛乳。

 バナナ牛乳は、私ヌルボの初の韓国旅行の時(1992年夏)の思い出の飲み物です。
 当時ソウルのタプコル公園はお年寄りたちの溜まり場で、緑陰で大勢の皆さんが将棋や碁に興じていらっしゃいました。ヌルボが何となくそこの売店で買ったのがバナナ牛乳(パナナウユ)でした。

 今でこそ日本でもありますが、当時はなかったのでは? 暑くてのどが渇いていたこともあって、とても美味しいと思ったものです。

 今でも韓国ではふつうに、それも大量に売られていて、さる本によればコンビニのドリンクで売り上げ№1なんだそうです。

 いちばんポピュラーなのが独特の形の容器のピングレのバナナ牛乳。(下の写真)
 当然色は薄黄色です。
      
 ところが、「朝鮮日報」によると<白いバナナ牛乳>が発売されたとか!
あ、記事の見出しは<イチゴ牛乳が白い? ・・・・食品業界、通念をこわす>です。

 毎日乳業が白いイチゴ牛乳やバナナ牛乳を出したというんですね。
 そのため、買った人から「不良品じゃないの? 替えてくれます?」との電話が次々にかかってくるそうです。

 ところが実は、イチゴ牛乳のピンクは臙脂(えんじ)色素(←カイガラムシから採る・・・)で、バナナ牛乳の黄色はクチナシの色素で、イチゴやバナナは関係なし。

 毎日乳業は逆に容器に「バナナは本来白い」とそのまんま記して謳い文句にしています。(下の写真)
 日本同様<自然>とか<健康>とかの言葉が多く見受けられるようになった中で、売れると判断したということでしょうか?
       
 この記事では、上記の牛乳の他に<通念をこわす>最近の食品として、
①「麺は煮て食べるもの」という通念を破る、麺と汁が冷凍状態の、<融かして食べる麺>(下の写真) ※まあ、日本にはソーメンとか冷やしそばとかあるから驚きませんげどね。
②チョコレートの間にチーズと生クリームの入った、<崩して食べるケーキ>
※ケーキ事情には疎いので、日本にあるかどうかよくわかりません。
③緑茶アイスに緑茶ラテを注いで火で温めて食べるハーゲンダッツの<アフォガード・グリーンティ>
※③もよくわからなかったのでちょっと探してみたら、さるサイトにそんなようなのがありました。