ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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韓国内の映画 Daumの人気順位 と 週末の興行成績[10月30日(金)~11月1日(日)]

2009-11-03 23:31:03 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
★★★ Daumの人気順位(11月3日現在上映中映画) ★★★
                   (順位:映画名:評点:投票者数)

=== 日本のイルカ漁を描いたドキュメンタリーに高評価 ===

【ネチズンによる順位】

①マイケル・ジャクソン THIS IS IT  9.8(124)
②The Cove 悲しいイルカの真実  9.8(20)
③国家代表(韓国)   9.6 (75)
④プラネットB-boy  9.4 (25)
⑤飛べ、ペンギン(韓国)  9.4 (53
⑥召命(韓国) 9.1(134)
⑦ハバナ・ブルース  9.0 (27)ブラック  9.0 (942)
⑧エジャ(韓国) 9.0 (810)
⑨クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(日本)  9.0 (45)
⑩クイーン・ロック・モントリオール 8.9 (53)

 ついに「国家代表」を上回る高得点作品が2つ新登場!
 ①は韓国と同じ10月28日公開した日本でも各種ランクで1位になってます。
 ②、は入江。サンダンス映画祭で、観客賞を受賞した米国のドキュメンタリー映画なんですが、伝統捕鯨の地として有名な和歌山県太地町のイルカ漁を撮ったもので、あるサイトによれば「海外で今年初頭に公開されて以来、この町のイルカ漁に対する国際的な批判が高まっている」とのことです。う~む、日本公開なんてあるのかなあ?? この映画について、いろんなブログで甲論乙駁、喧々囂々、侃々諤々です。

【専門家による順位】

①イングロリアス・バスターズ  8. 6 (3)
②木のない山(韓国)  8.1 (6)
③アルジェの戦い  8.1 (5)
④マイケル・ジャクソン THIS IS IT  8.0(2)
⑤ディストリクト9  7.6 (6)
⑥枯渇(韓国)  7.5 (2)
⑦パジュ(韓国)  7.1 (6)
⑧掠奪者たち  7.0 (4)
⑨静かな混沌  7.0 (3)
⑩夜のゲーム  7.0 (1)

 ①はタランティーノ監督の戦争アクション。主演はブラッド・ピットで、第2次大戦中のフランスを舞台に、ドイツ軍を恐れさせた連合軍のならず者たちの活躍を描く。日本では11月20日公開。今日予告編を観ましたが、よくわからんかった・・・。
 ⑩は今年2~3月のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で北海道知事賞を受賞した作品。作家呉貞姫(オ・ジョンヒ)の李箱文学賞受賞作が原作。DVの中で育てられた女主人公の悲劇的な人生の一日を観照的な視線で描いている、とのことです。

     
         【「パジュ」のポスター】

   ★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[10月30日(金)~11月1日(日)] ★★★
        「グッドモーニング、プレジデント」が勢い保つ

順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・週末観客動員数・・・・・・累計観客動員数・・・・上映館数
1・・グッドモーニング、プレジデント(韓)・・10/22・・548,626・・・・・・・・・・・・・・・1,678,436・・・・・・・・619
2・・きみがぼくを見つけた日・・・・10/28・・・・・・・・217,862・・・・・・・・・・・・・・・・・286,485・・・・・・・・343
3・・イングロリアス・バスターズ・・10/28・・・・・・・・127,749・・・・・・・・・・・・・・・・・155,731・・・・・・・・303
4・・ディストリクト9・・・・・・・・・・・・・10/15・・・・・・・・・・82,386・・・・・・・・・・・・・・・・・773,396・・・・・・・・310
5・・パジュ(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・10/28・・・・・・・・・・55,667・・・・・・・・・・・・・・・・・・79,685・・・・・・・・215
6・・マイケル・ジャクソン THIS IS IT・・・10/22・・・・50,348・・・・・・・・・・・・・・・・・・65,959・・・・・・・・210
7・・パンドラム・・・・・・・・・・・・・・・・・10/22・・・・・・・・・31,699・・・・・・・・・・・・・・・・・・144,997・・・・・・・216
8・・ニューヨーク・アイラブユー・・・10/22・・・・・・・・・10,262・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69,839・・・・・・・・107
9・・私の愛 私の側に(韓)・・・・・・・・9/24・・・・・・・・・10,066・・・・・・・・・・・・・・・・2,141,778・・・・・・・・142
10・・ハヌル(空)とバダ(海)(韓)・・・10/28・・・・・・・・・10,045・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13,853・・・・・・・223

 2位の「きみがぼくを見つけた日」は日本でのタイトル。韓国では、原題「The Time Travelers Wife」を直訳して「時間旅行者の妻」にしています。日本では、めずらしく韓国よりも早く24日に公開しました。4日前だけど・・・。時空を超えて過去や未来を行き来する男と運命的に出会った女性とのラブストーリー。
 5位は漢字だと坡州。北朝鮮と接している京畿道の都市です。「‘嫉妬はわが力」でロッテルダム映画祭最高賞のタイガー賞を受けたパク・チャノク監督の第2作で、10月幕を閉じた釜山国際映画祭>でNETPAC賞を受賞した。今度は妻を失った義兄(イ・ソンギュン)と、彼を愛する義妹(ソ・ウ)を描いた‘激情メロ。
 10位、ハヌル(空)とバダ(海)は登場人物の名。障害はあるが、驚くべき記憶力と天才的な音楽の才能を持つ主人公ハヌルを、チャン・ナラが30㎏台まで減量して演じたそうです。