キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

通夜と告別式

2020年01月27日 | Weblog
昨日は鴨宮で友人の通夜があり出かけて来た。
4か月前まで働いていたので急な死の感じが否めず本当の不在による悲しみが未だ感じられない。
肉体は部分によって死の訪れが異なるというが、不在による死の受容のほうがタイムラグが大きいと思う。
前職だったホテルの関係者も20名ほどみえて、特に親しかったSさんは埼玉から見え、しかも足が不自由だったが、新宿ライナーの最終の19:47まで残ってもらい話をした。
僕も30年前に都内で何度か飲み、10数年前のボージョレ・ヌーボーのパーティに来てくれた時に会って以来だった。
友人が死をもって会わしてくれるんだなあと話したが、年を取るとそういった機会しかないのが悲しいが、それもやがて無くなる。
かつての部下と鴨宮駅前の居酒屋で故人を偲んで飲んだ。
家に帰ってからも2時間ばかり飲み、1時に寝たので今朝はすっかり二日酔いだった。
翌日辛いのは分かっているが、親しい人の死に際しては飲まずにいられない。

故人の家族のから、家では一切外の話をしなかったのでどんな様子だったか知りたいと言われ、6時に起きて1983年の出会いからの37年間の出来事を書いて持参した。
昨秋、イナリヤトのワイン試飲会に体調不良で来られなかったので、霊前に供えてもらうようディエゴの白「木」も持った。
出棺を見送り、参列してくれたかつての部下二人と帰った。

昼過ぎに家に着き妻が作った餡かけ炒飯と卵スープを食べた。
炒飯はあんかけにしないほうがいいし、餡掛けは白い飯に掛け中華丼にしたほうがいい。

二日酔いと寝不足だったが、七沢の相談員のSさんと母の退院についての打ち合わせがあったので出かけた。
事務所で保険の証明書を依頼したら11,000円もしたので吃驚した。
二階の母の病室へ行くとリハビリ中で、呉のオネエサンがやってくれていた。
足の指を伸ばすのと足首の関節を柔らかくするやり方を見ながら教えてもらった。
Sさんとの退院の打ち合わせでは、当日は昼を食べて12:30に出発し渋沢の施設へ向かうことにした。
大体この辺りは親切で丁寧な運転をするひと多いんだけど、今日は来るときには後ろにぴったりへばりついていた車がいて、帰りは中央線をはみ出してカーブを猛スピードで曲がってくるやつがいた。
少しでかい丈夫な車に乗っていたらぶつけてやりたいくらいだったね。

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