キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

小田原の鰹

2024年05月28日 | Weblog
移り気というか浮気性というか、川上弘美を読もうと思っていたら「ピアノトリオ」に目が行って、結局小室直樹「歴史に観る日本の行く末」を読んでいる。

昨夜は、相撲が終わったので5時過ぎからジンビームのソ-ダ割と落花生とおかきを持って廊下で新緑の庭を眺めながら2杯飲んで、その内飯に呼ばれたので、到来物の「女城主大吟醸」を持って台所へ向かった。
妻が小田原の朝どれ鰹を買ったと云っていたので、刺身を食べるにはやはり酒だなと思い酒庫から出してきたのだ。
鰹は何しろ鮮度で、江戸時代に鎌倉から大枚をかけて江戸まで運ばせたというくらいで、実際獲ってから6時間のところにピークがある。
まあ、目の前の鰹はそれほど短期間で刺身になったわけじゃないが、これが千葉の鰹だとガクッと味わいが落ちるから、近頃は小田原の鰹以外喰いたくない。
それに小田原のジンダ(豆鯵)の唐揚げ、春菊のお浸し、ひじき煮があったので、4合瓶を半部よりだいぶ下まで空けてしまった。
鰹もジンダも春菊もひじきも実に美味かった。
唐揚げにはソーダ割があったけど、他の3品はまるで酒を呑んでくださいというような料理で、湘南に生まれてよかったなとつくづく思った。
結局、台所にセットしたスピーカーで多岐川裕美と西島三重子を聴きながら、ジンビームを美濃屋のおかきを肴に3杯ほど飲んだかな。
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