キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

小田原の烏賊と女城主

2024年05月28日 | Weblog
今夜も深々と飲んでしまった。
小田原の烏賊が柔らかくてじつに美味かった。
これがそもそもいけなかったのだが、これに合わせて「女城主大吟醸」が冷蔵庫にあると妻に言われ吞みだしたのだが、これを贈ってくれた大兄に叱られるのだが、折角送ったのに吟醸香が薫り高い内に呑まないで、何時も一夏か二夏寝かせてから呑む。
香りに騙されないぞと、まるで酒の実力を試すような呑み方で、すっかりその香りは無く深みだとか旨味を味わっている。
香りが売りなんだからもったいないと云われる。

しかし、この小田原の烏賊にはよく合っていたな、少なくとも磨きは大吟醸だから芯白近くまで削っていて、米の味わいが良く出ているが、1年半寝かせたので熟成した香りと味わいが良く馴染んでいた。

新玉葱と豚ひき肉煮、これを連発しているが何時も味が濃くて酒の肴には不向きなんだな、オムレツ、大根餅、茹で隠元、多分メカジキだと思うけど煮付があった。
酒とジンビームのソーダ割が合う肴が混在しているので両方飲んだけど、調子に乗って飲みすぎたな。

中原めいこをずっと聴いていたが、外が雨だったのでかなりの音量で聴いた。
この子は才能があったのに止めちゃって惜しいなと思う。
ニューヨークに行ってからの楽曲は面白くなかったけど、日本にいてじっくり曲作りしていたら、30代40代にいいもの書いたんじゃないのかなあ。
西島三重子もその頃にいいのを書いていて、ヒットはしなかったけれど、ファンに支持されているから、今も歌っていられるのだと思う。

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亀齢は美味いけど

2024年05月28日 | Weblog
風呂に入ったら本当にサッパリしたなあ。
風呂上がりのジン・ビームのソーダ割の美味いこと、これで秋風が吹いてウイスキーのストレートが美味くなるまで、ソーダ割が続くんだな。
広島に行っている女友達からメールで、僕の好きな「亀齢」の特別な仕込みを手に入れたと云って来た。
そういう高価なの要らないんだけどな、同じ金額で純米酒を3本買ってくれた方がありがたいのになあ。
何時もそう云ってるんだけど、土産となると重いからいい酒を1本買うんだろけど、純米酒1本でもいいのになあ。
近頃は女性も酒を呑むから量より質で、華やかな吟醸香がある吟醸や大吟醸を冷やして呑むのが人気で、そこへ生酒とかが加わるからもう大変。
夏でも日向燗にして吞もうなんてジジイだから、純米の生酛造りか山廃がいいんだけどね。

時々本当に酒呑みでジジイの隣で嫌な顔一つせず杯を交わしてくれるオネエサン、まあチョット年行ってるけど、とは酒の好みが合い盛り上がるんだけど、稀有だね。
でも、そういったオネエサンとの関係は深まるから、コロナ前は頻繁に行き来していたけどなあ、妙齢だから4年経つと結婚したりしてるんだろうな。
僕も足腰が弱くなって、街に呑みに出る機会がめっきり減ったからね。

紫陽花を眺めながら柏原芳恵を聴いて飲んでいると昔の事を思い出すね。
未来と過去を比べると、過去のほうがズーット長いから、後ろ向きのほうが芳醇なんだよね世界が。





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紫陽花を飾る

2024年05月28日 | Weblog
最近はTシャツかアロハにショートパンツ、足元はサンダルかスニーカーだね。
4時前に大磯方面へ自電車でひとっ走りしてきたけど、走っているときは風が涼しいが停まるとムッとする。
夏になるとアッパーを二度三度と着替えるが、これが結構大変でね。
まあ、僕が大変じゃなくて、洗っている妻が大変なんだけど、日差しの強いところで干すので何年も着てると紫外線でボロボロになってね。
それでもジジイだからもう女性の目を気にしないので、襟が擦り切れてたり脇の下とか大きな穴が開いていたりしてるの着てる。
ボトムは穴が開いたのはいてる女の子多いけど、アッパーで穴が開いてるの見かけないね。
脇の下なんかに大きな穴が空いてたら色っぽいのにね。

昼は昨日のチキンスパイスカレーにインドカレールーを加えたらしく、味が変わっていた。
サラダ無かったし、どうも既製品のルーはそれっぽくて諄くて美味くない。
アールグレイを入れて食後にブルベリージャムのロールパンを食べた。
こういうことやってるから何時まで経っても痩せないんだけど、普通この年になると食欲が落ちてきて、そんな風に喰えないもんだぞと友人知人に言われる。

庭の小振りの紫陽花とかそけき白い花をつけてるのを切って来て玄関と8畳に紫陽花、6畳の今に白い花を活けた。
一気に部屋の中が梅雨っぽくなった。

柏原芳恵のカヴァーアルバム「Encore2」を聴いているが、これ演歌ポイのが多いんだけど合ってていい。
この子アイドル当時は殆ど知らなかったけど、売れなくなってからのセミヌード写真集とか見ると、グラマーで色っぽい。
歌唱も色っぽくて気に入っていてね。
女性歌手はヴィジュアルが大いに影響するね。

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いやあ蒸し暑い

2024年05月28日 | Weblog
9時過ぎたので合羽を着て傘を持ち図書館へ出かけた。
本を返してCDを3枚借りた。
裏道を通って勝負前公園でストレッチをやり、JA湘南へ行ったが荷物が何もなくて帰って来た。
豆類を喰いたいんだけど、どうもここと巧くタイミングが合わないね。

家に帰ってきてカッパを脱いだら凄い汗で驚いたね。
以前シャンパーニュのメーカーにもらったTシャツを着てたけど、脱いでみたら汗でずっしりと重かった。
いよいよ夏だなあ、昔なら連休の頃の強い日差しの中で海で泳いでいたけど、流石に年だね、その気力が無い。

久し振りにPanasonicのミニコンポを触っていたら、CD-Rが中に入っていて、中森明菜だったんでそのままかけた。
何を入れたんだか、チョット前のことなのに全然覚えてないのは、加齢のせいか以前からだったのか、まあ、もう先が長くないんだから詰まらんことで悩むことないか。
調べてみたら98年のベストアルバムで、このころすでに声が太くて掠れていて、しかも若くて力強いから聴き応えがある。
30代半ば女盛りだね。
それとOnkyoではないPanasonicのspeakerなので音が違って新鮮だ。

南から入ってくる風がやや湿っぽいが真夏のように熱くないので爽やかで、いつの間にか汗も引いたので、小室直樹を読むことにする。



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教育をどうすればいいのか

2024年05月28日 | Weblog
今朝は4時過ぎに目が覚めた。
既に黎明で夏至に近いから朝が早く、西島三重子「寝物語」を聴いた。
本は小室直樹だが、教育について書いた本で松陰が出て来るが、松下村塾を開いたとき未だ若かったんだなと前回読んだ時に驚いたが、当時は3歳か4歳の頃から頓悟などを素読しているから、人格形成がされるのが14歳の元服の頃にはなされていたんだろうな。
「今だけカネだけ自分だけ」の人間を育てるには今の教育が効果的だが、かつて優れた日本人を育てた教育のやり方も分かっているんだから、それをやればいいのに、小学生のころから英語教育だなんて時代遅れのこと云ってるからどうにもならんね。
戦後、GHQの方針の日本人がアメリカに復讐出来ないような教育の結果が素晴らしく、国家観などどこ吹く風、すべては自分の利益のための、人間とは言えないような生物を育て上げた。
日本人は戦後民主主義教育で金玉を抜かれたとよく言われるが、小室は未だ宦官のほうが、今の日本人より国難に際して武器を持って戦っただけましだと書いている。

6時半異台所に降りて、昨夜の残り半分の鰹を切って刺身にし、頂いた鯵の干物を焼いて、ジンダの唐揚げとひじき煮を温め、胡瓜を2本糠床から出して切って、シメジと豆腐と分葱の味噌汁を作った。
昨夜は大蒜生姜で鰹を食べたが、今朝は辛子で食べた。
酸素に触れないように保管しておいたので、多少は鮮度が落ちていたが美味かったな。

外は雨、今日も梅雨のはしりのような天気になるのか。
お茶を持って8畳でPCのチェックなどをしながら松任谷由実の80年前後のアルバムを聴いている。
学生時代は荒井由実の1枚目から4枚目までを1,000回ほど繰り返し聴いたが、ハワイ駐在時代の81年から82年に掛けては、6枚目から10枚目までのアルバムの中の曲を聴いたので懐かしい。
ちなみに12枚目から27枚目のアルバムは連続してNO1になったが、その頃は聴く気にならなかった。

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小田原の鰹

2024年05月28日 | Weblog
移り気というか浮気性というか、川上弘美を読もうと思っていたら「ピアノトリオ」に目が行って、結局小室直樹「歴史に観る日本の行く末」を読んでいる。

昨夜は、相撲が終わったので5時過ぎからジンビームのソ-ダ割と落花生とおかきを持って廊下で新緑の庭を眺めながら2杯飲んで、その内飯に呼ばれたので、到来物の「女城主大吟醸」を持って台所へ向かった。
妻が小田原の朝どれ鰹を買ったと云っていたので、刺身を食べるにはやはり酒だなと思い酒庫から出してきたのだ。
鰹は何しろ鮮度で、江戸時代に鎌倉から大枚をかけて江戸まで運ばせたというくらいで、実際獲ってから6時間のところにピークがある。
まあ、目の前の鰹はそれほど短期間で刺身になったわけじゃないが、これが千葉の鰹だとガクッと味わいが落ちるから、近頃は小田原の鰹以外喰いたくない。
それに小田原のジンダ(豆鯵)の唐揚げ、春菊のお浸し、ひじき煮があったので、4合瓶を半部よりだいぶ下まで空けてしまった。
鰹もジンダも春菊もひじきも実に美味かった。
唐揚げにはソーダ割があったけど、他の3品はまるで酒を呑んでくださいというような料理で、湘南に生まれてよかったなとつくづく思った。
結局、台所にセットしたスピーカーで多岐川裕美と西島三重子を聴きながら、ジンビームを美濃屋のおかきを肴に3杯ほど飲んだかな。
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