キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

骨董市で磁器を買う

2020年01月26日 | Weblog
二週間前から二宮では菜の花ウォークと称して、吾妻山の菜の花を中心として町の名所を巡るスタンプラリーをやっていて、各所でイベントをやっているが、曽我五郎十郎の姉所縁の知足寺で吊るし雛を展示していて、観光客が集まる。
その門前で金継ぎのKさんが個人的に骨董市を開いて、江戸明治大正期の磁器を中心に見世を出しているので妻と10時に現地待ち合わせで出かけた。
僕は9時半にJAへ向かいその足で行ったが、段ボールから新聞紙にくるんだ磁器を出すのに時間が掛かっていて、10時にはまだ三分の一程度しか展示できておらず、出直すことにした。

一先ず家に帰り、野菜を下ろして、次の待ち合わせ時間11:50を決めて下の息子と散歩に出かけた。
穏やかな天気だったので海に出て相模湾を眺めることにしたが、波も穏やかで気分が良かった。
例年この時期にはコノシロが接岸し、それを追って鰤が来るのを狙いルアーマンが多いが、10人ほどいた。
1人に釣果を聴いてみるとこの日は駄目で、前日大磯で平目が揚がった由、54㎝だったらしい。
梅沢の手前の階段から上がり、駅を渡って知足寺へ向かったが、到着が少し早かったので萩本欽一の家のほうを回り曽我兄弟の墓の前を通り、知足寺の階段から降りると、妻が歩いてくるのに出くわした。
漆塗りの小皿5枚、江戸末期から明治期の小皿5枚、ひし形とその変形の皿2枚、蕎麦猪口3個、皿と鉢の中間的なものを3枚買った。

昼は朝から妻が牡蛎ご飯を作ると張り切っていて、タップリ牡蛎が入った原価率の高い飯だったが、酒を入れるのを忘れたらしく味はいまいちだった。
炊き込みご飯をやる時の酒の役割はかなり重要で、独特の風味と味に奥行きをもたらす、特に塩味の繊細な栗ご飯とか豆ご飯では決定的な役割を果たす。
豆腐と若芽の味噌汁、白菜漬け、葉山葵漬け、ジャコ山椒で食べた。
白菜は僕の作で、山葵とジャコは妻の作なので、それぞれ自分が作ったもののほうが合うと言いあっていたが、当然余り説得力はなく、多分牡蠣飯には海苔が一番合うんじゃないかなあ。

七沢の母のところへ行ったら、川崎の系列の病院から整形の医者が来て、母の足の指を診てくれていた。
足首から下がかなり麻痺しているので、指の下に補助具を入れてテーピングをして、その部分を上に吊り上げるようにテーピングをすることを少しやってみるが、現状維持ができるかどうかで、このまま悪化すると指の切断もあり得るので、指の裏側の腱を切断して指を延ばすことを提案された。
膝から下の血管が幾つか消失していて痛みと痺れがあり、人には分からないよと言っていたが、血が通わなければ機能が消失するってことだ。
父が亡くなる前にも足の機能が衰えて、指が丸まり、足の甲で歩くような傾向にあったが、入院中に担当の子が熱心にリハビリのマッサージをしてくれて踵が直角に曲がり指が伸びたので驚いた。
すらっと背の高い美人で父に良くしてくれた、父は何故か動物と美人に好かれたなあ。
次の施設ではリハビリが1単位1日20分だから、七沢のリハビリのオネエチャンコンビに教えてもらったストレッチとマッサージをやってやろうと思っている。
七沢までは小一時間かかっていたが、渋沢までは30分以内で行けるので、運転時間をマッサージに使える。

弟のところへ寄り、今の状況では家で介護をするまで回復する可能性が薄いことなど、母の状況と今後の事について話をして帰って来た。
正代の取り組みに間に合わずビデオを観たが、徳勝龍の勢いが凄い、前頭17枚目でしかも高齢、誰も優勝を予想したものはおらず優勝すれば快挙だ。

晩飯は僕が通夜で家にいないと思った妻が、楽をしようと飯を作らずSMで出来合いの鮨、鉄火巻、太巻、バッテラと鮪の盛り合わせの刺身を買って来て、自作の料理はクリームシチューと豚肉の赤ワイン漬けのグリルがあったのみだった。
麦焼酎のトゥワイスアップをチロリに入れストーブの上で燗をして呑んだが、昨日も思ったが、これが存外美味くて5杯飲んでしまった。
お蔭で母の居間に移動してTVを観ようと思ったがうたた寝をした。
本来焼酎は割り水をして1週間くらい経たないと馴染まないのだが、そんなの待っていられない。
酒の燗が美味いと感じていたが、最近べたべたして重く感じ気分転換に呑んでいる。
ホワイトリカーを飲むようになったらアル中も最終段階だと、ハワイにいたころ向こうのやつらに言われた。
そして朝から飲むようになったら終わりだと聞いた。





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