キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

妻の老い

2024年05月01日 | Weblog
最近急に妻が年老いてしまったのか、好きな酒も大して飲まなくなってしまったし、横になっている時間が多い。
専業主婦で、僕の両親と同居していて子供が3人いたから、若い頃は大変であったと思うが、身体が頑健で具合が悪いと云っても半日横になって休んでいると家事を行っていた。

2年前に母が亡くなり、その前の2年間は病院と施設に入っていたので、この4年ぐらいは家で気兼ねすることなく過ごせたと思うが、ここへきて急に動きが悪くなったので心配している。
選択と買い物と草むしりが好きで、料理は得意じゃなかったが、最近新しいレシピを見ては変なものを作っている。
それと旬の魚が出回ると買って来て捌いて色々なものを作ってくれるのがありがたい。
昨日も鯵30尾を買って来て、刺身と酢〆にして食べ、今日の昼には押し寿司にした。
今日また鯵を30尾買って来て下処理をし、明日団子にするらしい。
春先は鯛を大量に買っていたが、これから2か月は鯵の大量買いだ。
魚同様に肉も大量に買ってくるのはご存じの通りで、明日は叉焼を焼くので昼は拉麺だと云われている。

僕より6歳若いから、最近まではやけに元気で僕のことをジジイ扱いしていたが、今までのように動けなくなって老いを自覚したためか、最近ジジイ呼ばわりされなくなった。
夫婦なんて敵対しているもので、今まで感じた事がなかったが、弱って来た妻を観ていると愛おしくなる、そういうものなんだな。



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憲法記念日

2024年05月01日 | Weblog
思えば3日は憲法記念日である。
日本人として今の憲法を読む気にならなかったのはGHQの押し付け憲法で、どこか心の底で嫌っていたからなのだろうか。
主権が無い時に発布された憲法が日本国民のものであるわけがない。
まあそれは言い訳で、実際には法律の条文が読み難くて意味不明だから、それに付き合って内容を把握するだけの根気が無かったに過ぎない。
それでも、20年以上前に小室直樹の憲法論を読んだことがあり、憲法が国民を規制するものではなく、国家権力を規制するものであるということが書かれていて蒙を啓かれた。
その後断片的に色々のかたの憲法に関するご説を拝聴してきたが、情けないことに全文をきちんと読んだことが無い。
今回たまたま岩田温の著書を読んでいて彼が尊敬する憲法学者と西修を進めていたので、図書館で借りてきて読んでみる気になったら、3日が憲法記念日だったという偶然が重なった。
それならばと同じ著者の本をもう1冊買い求めたので、数日のうちに手元に着くだろう。


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big fish

2024年05月01日 | Weblog
昼は妻が鰺とサーモンと〆鯖の押し寿司と鮪の握りずしと稲荷寿司を作った。
味噌汁を作ってと云われ、シメジと豆腐と若芽とタラの芽で八丁味噌と信州味噌を合わせて作った。
鯵が旬を迎え実に美味い、今から梅雨が明けるまでは脂が乗っている。

「Big Fish」という面白い映画を観たが、生憎居眠りをして夢うつつを彷徨った。
観た場面を繋いでみると、息子の結婚式で、息子が生まれた日のことを話す。
川で釣りをして大きな魚を釣り上げ、口から指輪を吐きだした。
病院では男の子が生まれ、取り上げた手から滑って廊下を滑って行ってしまう。
父は奇想天外なホラ話で人を楽しませたのだが、息子はそれを嫌った。
しかし、このほら話は真っ赤な嘘ではなく実際にあったことを脚色していて、父はそれらの人と共に豊かな人生を送っていたのだ。
主題は父と子の和解かな。
big fishは井の中の蛙やお山の大将ってニュアンスらしい
big fish in the small pond


眠くて怠かったので8畳に移動して横になった。
今日アップされた中森明菜のJazzVersion「スローモーション」を聴いた。
西修「ざんえんな日本国憲法」を読み始めたが2ページで眠ってしまった。
気がついたら5時で風呂を沸かして入った。
外は雨、しかし今年の春は良く降るなあ。

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30年間実質賃金が増えなかったが

2024年05月01日 | Weblog
Amazonでイヤホンを買ったが、音質が説明書きと程遠く、酷く良くないので返品をした。
どの程度の品質なのか分からないのは通販の宿命だが、Amazonは返品で対応している。
40年以上前にハワイでフォードの新車に乗っていて、1年経たずエンジンストップで動かなくなった。
直ぐに新車に取り換えることになり、本土から送られてくる2か月間くらい代車で過ごしたが、新しく送られてきた車も数か月でエンジンストップになり、また新たな車が送られてくることになった。
アメリカは出荷の段階で品質チェックをせず、不良品があれば返品して交換で対応するんだと身に染みて感じた。
そのため返品のシステムが上手く出来ていて、バーコードを持って郵便局へ行きリーダーにかざすと送り先の伝票が出てきてそれを添付して出すだけになっている。
随分Amazonを優遇しているんだなと思ったが、配送をやるにはその方が都合がいいんだろうな。

小泉竹中に解体され、三流がん保険会社のアフラックまで押し付けられた郵便局だが、国益を考えた仕事をしていかなきゃいけない。
アメリカという国は今上手く行ってない、製造業は日本とドイツに負け、流通と金融に新たな道を開いたが、一部の個人の資産は膨らんだが、国はやせ細っていて、石油に連動させ紙きれのドルで大いに設けたが、最近ではその虎の子の基軸通貨としてのドルが危うい。
日本がドルを売ったらどうなるんだろう、軍事力が劣るから、今は、そんなことしたら力で押さえつけられるが、核を持てば話を聴くテーブルに着かざるを得ないだろう。
核保有国のロシアには手が出せないから、NATOと日本で経済制裁を行っていても、一向に通用を感じておらず、却ってドル以外の通貨の流通を促すという皮肉な逆効果になっている。

日本がこの30年経済成長をしなかったせいでビンボー国家になっているというが、アフリカ、南アメリカ、アジアの人たちの暮らしは見違えるほどよくなっている。
見方を変えれば、それってすごく喜ばしいことなんじゃないの。
40年前には国内で中流と思う人が8割になったが、今はそれが世界に広がったということだ。



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前輪がバーストした

2024年05月01日 | Weblog
今朝は6時半に起きて台所へ下りたら次男が既に散歩から帰って台所にいた。
お茶を淹れてもらい、僕はシメジと豆腐と絹さやとほうれん草と葱の具沢山の味噌汁を作り、塩鯖と目刺しを焼き、胡瓜を糠床から出し、鯵の刺身で朝飯の準備をした。
胡瓜を2本食べるので野菜不足にはならないと思うが、味噌汁に茸と豆腐と野菜をたっぷり入れ、丼にたっぷりとよそって食べることにしている。
朝飯のカレーとカツ丼をやや避けるようにしているので、喰い過ぎの嫌いはあるものの健康的な飯で一日が始まる。

ベッドの中では南沙織を聴いていたが、飯を食べて8畳に来てからは大西順子を聴いている。
若い頃凄く魅力的だったのに、あの顔立ちは年を取っても劣化しにくいのに、変なメガネかけてるのでガッカリしている。
今年57だから、女友達を観ていても未だ女盛りの名残の美しさがある年なのに残念だ。
そういや中森明菜も同い年くらいじゃないか、彼女はやけにババ臭くなっていてガッカリだが病気のせいなんだろうな。

先日借りたアルバムは大西が他のチームにピアノで参加しているもので、脇役だがジャズというのは時々主役にしてくれるところが面白い。
ちなみに大昔紅白歌合戦に吉田拓郎が出た時には、バックでピアノを弾いていたが、残念ながらその頃大西順子のファンではなく、まったく知らなかった。

大磯の磯っ子に自転車で買い物に出かけ、ほうれん草、パセリ、絹さや、隠元、胡瓜、花、タラの芽など3日分の野菜を買った。
往路で自転車の前のタイヤが変な具合なので調べたらタイヤの一部がポッカリ膨らんでいた。
だましだまし復路を来たが、半分のところで見事にバーストした。


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腐りきった国

2024年05月01日 | Weblog
最近どうもいけない、早く寝るので零時前に起きてしまい、そこから小刻みに眠ることになり熟睡していないのではないか。
今朝は3時半に起きて青山透子「圧力隔壁説をくつがえす」を読み、最後のほうは斜め読みになったが、それでも読了した。
日航123便事件について真実を追い求めている元日航職員のスチュワーデスで、最近は自説を曲げず真正面から主張を掲げて大きな闇と対決するのは女性が多いなあと感じるが、男にそういった人がいない訳じゃないけど、どこか斜に構えたり恥ずかしがったりするので、女性のような潔さが感じられないのかもしれない。
要はこの事件の顛末は、相模湾上の伊豆東沿岸に近いところで自衛隊が発射したミサイルが、日航123便の後部垂直翼に命中し、垂直翼と飛行機のケツの部分を破壊して相模湾に落下させた。
垂直翼のほとんどが無くなったために123便は制御が困難になり、右旋回して横田基地に着陸しようとしたが、直前に針路を北に取り御巣鷹山尾根に墜落した。
この時、浜松から飛び立った自衛隊のファントム2機が追尾していた。
アメリカ軍はすぐさま救助のヘリコプターを墜落現場に向けたが、日本側の要望で引き返した。
墜落現場はアメリカ軍、追尾したファントムに拠り正確に分かっていたが、翌朝まで不明ということで明かされなかった。
また、墜落した上野村村長の基零戦パイロットの黒澤丈夫村長は、墜落現場が上野村であることを警察等に知らせたが、取り上げられずもみ消された。
警察と自衛隊に拠り、墜落現場は封鎖され一晩中何かを燃やし、証拠品をヘリコプターに引き上げる作業が続いた。
総理大臣中曽根康弘は、事故直後からその原因を隠すために対応を講じた。

今回の本では、公文書でいつの間にか垂直尾翼に外力着力点があったことが出ていて、修理ミスによる内部隔圧壁の損壊が原因であるという、政府が捏造した説が捏造である事を指摘した。
政治家というのは誰でもすぐに分かる嘘を平気でつくが、この事案もその典型であり、嘘で塗り固めた国に自立はもとより尊厳などありえない。

真実や法より、政府、日本航空、自衛隊、外務省など組織の掟が優先する国日本は、永遠に腐ったままなのか。

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