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自信がないと逞しく生きていけませんし、そうかといって余りにも傲慢な自信でも何となく社会からうとまれて自分も周囲も幸せになれません。悔いのない人生を送る為にも時々立ち止まり過去の成育史を知的に眺めるノウハウを理論的に把握しておく必要もあります。エリクソンはその点、とても苦労して良い理論を創造してくれました。成育史の時代背景はとても重要ですが8歳から12歳までの自分の成育史を分析する場合、時代背景を意識しないと、とんでもない劣等感にさいなまれますので、しばらくそのあたりの専門的な自己分析を思索していきます。心理療法の相談者の中に自分の技能やそれを追求する勤勉さ、その勤勉さを阻害する自分は何も出来ないといいう劣等感から、折角の個性の美、潜在能力を無駄にしている人を見ると切なくなります。自分は自分、という自己実現への道を自分の中から探究していきます。
;<技能、勤勉性、劣等感の相関図:359-1>:
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