生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

二種類の幸福

2009年07月17日 | 第7章:自分を知る方法
Aさんは幸福とは大きな家に住むこと、相当の貯金があり美しい妻を得ることが最低の条件です。Bさんはほどほどの経済力さえあれば、あとは感情面での幸せ感を優先しています。AさんもBさんも悪いということではなく、問題は自分の理想条件が整わないと不幸だ、と感じていることでしょう。理想通りの人生はあり得ません。さて心理療法では不幸だと悩む人を初期の段階でどう対処しているのでしょうか?まず患者さんの意識を二つの領域で明確にさせます。幸福の条件と幸福感の二つを明確化させます。そうすると不幸感は半減します。<幸福の条件>とはお金はいくら欲しい、地位、職業は、こうあってほしい、その条件が満たされないから不幸です、というもの、<幸福感>は何がなくても今、生命があり自由だ、という感情的なもの。この二つの意識化だけで人は不幸感が幸福感に変化することがあります。考え方を変えると世界が変わります。:<2種類の幸福:257-1>:

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