生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分の心は何と面白い世界!

2009年06月18日 | 第7章:自分を知る方法
自分と他者の心に触れ人生の喜怒哀楽を体験してくると、何となく人間の心の世界ってこんなものなのかなあ、と心に余裕が生まれてきます。若い人でも豊かで鋭い洞察力に富んだ人に出会いますが尊敬してしまいます。ドストエフスキーの罪と罰やシェークスピアの人間観察の言葉、その他沢山の古今の名作を読むと人の心の世界を隅々まで表現していますが、自分の心を倫理道徳の厳しい目で見ないで冷静に観察するとあらゆる種類の世界が垣間見られて、恐ろしいような、楽しいような複雑な気持ちになります。この表と裏、光と影、陰と陽の世界を自己肯定的に、批判せずに、いったん受け止めるようになると心が実に自由になり解放され、生きていく勇気も湧いてきます。これが心理療法でいう自己肯定、他者肯定の心境なのでしょう。この心の世界の自由を体験すると自分独自の生き甲斐の方向性が見えてくるのも不思議な現象です。心は本来何者にもとらわれない自由な世界なのに人は何故か時々変なものに固執して本来の自由を見失う傾向にあるようです。
:<裏切り:251-2>:

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