生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年02月09日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
世界には実に沢山の病理論があります。生涯かけて勉強してもマスターするのは無理でしょう。それよりも実績のある一つの病理論を学び、その理論を沢山の患者さんに応用適用したほうが遥かに実力が付きます。カールロジャースの自己成長理論の病理論は「理想と現実のギャップ」を大事にしています。約80億の人類は全部違う生育史をもつていますがその生育史の中で育まれた理想<こうありたい、あらねばならない>と現実のギャップが不安、怒り、身体症状、欝、錯乱を導いていきます。これをストレス曲線といいますが、このストレス曲線をうめていく必要があります。埋め方の要領は先ずはノートに書き出す事です。ストレスの実態をノートに書き出さないで解決しようなどと虫のよい事を考えるのがそもそもの間違い。きちんとノートに書き出していくと、その実態が見えてきます。理想を諦めるか、現実をまるまる一旦、受け入れるか、その中間で収めどころを決めるか、それは本人の自由意思の問題で、案外、この貴重な自由意思を他者に依存している人がいますが、その人は永遠にだらだらと生きていくでしょう。
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