生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年02月11日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
カウンセラーの役割は沢山ありますがここでは「愛の原型」を解説していきます。「愛の原型論」をユングは説きましたが70億の人類がいるとすると、その愛の原型、愛の感じ方は人類の数の通りのカタチが存在しているとユングは説明しています。クライエントの愛の感じ方とカウンセラーの愛の感じ方が全く違うのでクライエントの愛の感じ方を生育史から理解する能力がカウンセラー側に要求されてくるのです。この理解の為にはクライエントに楽しく愛情の感じ方について語ってもらう必要がありますが嫌な事を無理に話させられたクライエントは「裸にされた」という告訴をする事例もたまにありますが楽しく語らせる為にカウンセラー自身が平素、この自己開示力を訓練しておかねばなりません。自己を語る訓練を自分の生育史から平素、訓練しておかないと、いざ、クライエントにカウンセリングルームで会話する時、上手く会話が流れないのです。愛とは何か、という哲学を勉強する必要はあるのですがこの学説をクライエントに説明しても無駄です。クライエントがカウンセラーの愛情を感じる愛でなければその人にとつては虚しい愛であつて愛ではないわけです。愛の原型は人の数通りありますのでクライエントが感じる愛を知りその上で愛と信頼を確立していくとそのカウンセリングは成功の確立が高まります。
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