生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:ストレスは幸福へのシグナル:その29:幸福な日々の為の自問自答集

2016年03月06日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
昨日の続き:戦犯の息子は石をくらえ、と言われた私が周囲の人々を信じなくなります。その時の小学校3年生の担任ではない別の男の先生が私の恩人となります。テキスト5頁の「現実吟味力」と「アイデンティティの統合」と「防衛機制」にまたがる優しい言葉と具体的な支援(会話)を、放課後してくださったわけです。その先生はえこひいきすると、周囲から言われていたようです。その先生も私も心理学等しりません。1年くらいはかかったようですが、結果として私は子供なりに納得して、負けてたまるか、という気概を持つ事ができました。納得の内容(1)その村、周辺には、南太平洋、シベリア、中国等で赤紙で戦死した村の青年が沢山いて、殆どが戦死。しかし、海軍の大佐、少将クラスの職業軍人が無事帰国したら、誰でも石をぶつけたくなる。(2)例え私が子供でも、親が職業軍人であれば、独断と偏見でも、人は、その家族を虐める、それが生身の本当の人間の本性であり、姿であること、当然の現実であること、(3)自殺は良くないこと、どんな厳しい環境に置かれても人は明るく元気に生き抜く知恵を自分で探さない限り、人は自己実現への道を歩む事は出来なこと、以上の3点を少年なりに悟ります。この3点を理解出来るまで、その男の先生は私を根気よく話続けてくれました。私のどんな感情でも、そのまま聴き、何も批判せず、心の抑圧を解放してくれたいたようです。時に、共に涙を流していたのを今でも覚えています。この傾聴と癒しはカールロジャースの6条件とフロイドの抑圧の開放に相当していますが、先生は戦地から帰国したばかりで代用教員でしたし、19才くらいの青年でした。この先生にお会いしていなければ、私は相当悪くなっていた、と思います。

「自分は何処へ旅しているのだろうか?:<928>


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(1)「2015年12月施行の法律「ストレスチェック制」と「このブログ」の関連性について」:
このブログは2005年12月10日から毎日、一度も休むことなく書き続けられています。読者が明るく元気に爽やかに悔いのない人生を送るためです。その為には本当に役立つ臨床心理学の理論をキチンと身につける必要もあり、その解説をしつつテキスト「生き甲斐の心理学」を使用して書いています。さて、問い合わせが激増しましたので説明しておきますが、このブログは2015年12月1日から施行された改正労働安全衛生法「ストレスチェック制」に役立つとは思いますが、全国で活躍されておられる、あちこちの「衛生委員会」と関連したものではありません。このブログは私のカトリツク信徒としての信仰の発露として書いています。色々の考え方、宗教の違い、文化の違いに関係なく、とにかく人々が元気に明るく爽やかに、悔いのない人生を生き抜く為のブログですので、大いに勉強に役立てて下さい。



(2)「生きる喜び]を感じ取る為の方法は?:
自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(*1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(*2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(*3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(*4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(*5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(*6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(*7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(*8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)







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