生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:対人関係:その9:幸福な日々の為の自問自答集

2016年03月28日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
億万長者の麗夫人が入院してくる事が時々ありました。神仏を信じる、信じない、という領域の前に、人間大嫌い、人間大好きという領域もあり、子供から高齢者まで、生涯悩まされる領域です。人間が大嫌いになるには、相当の生育史が必要で、そこには小説が書けるような世界、体験が存在しています。人間不信、そこにも深い歴史があり、人間大嫌いという人を侮蔑したりする資格はありません、まずは、その麗夫人の話をスタッフ全員が真剣に傾聴しました。涙を流さないスタッフは誰もいません、全員が後で打ち合わせをしながら泣いていました。人生色々だなあ、と30代前半の私は人生に恐怖すら感じたものです。さて、このケースは、愛である自分の魂を信じていない場合、見えなくなっている幸福曲線、という領域のお話です。その麗夫人は退院する時は、色々の悲劇はあるけれども、自分は経済的には物凄く恵まれていて、考え方を変えれば、或いは、解釈を変えれば、生きていく価値が、どこかに見つけられそうと希望を持てた時点で、少しづつ元気になり、退院していかれました。人間不信、人間嫌い、この領域でも、邪眼から慈眼へと変化し、美しい冷酷なような眼差しの奥に、何となく暖かい視線が輝き始めていました。身体全体から感じる雰囲気もとても爽やかな雰囲気が流れ出し、着る服装も益々、清楚な、爽やかな感じへと変化していきます。会話の内容も、食事の嗜好にも変化が現れるのは何故でしょう。人間の面白さは、本当に奥が深い。睡眠も深くなり、平素つけていた香水はおやめになりました。婦長さんのお話では髪型がどんどん変化していったそうです。このあたりは私にはよくわかりませんでしたが、男性とくらべ、観察の視点を変えようと努力しましたが、あまりにも難しい領域でした。髪型の神秘現象というか、どなたか教えて下さいませ。髪型の変化で女心が解読出来る人が羨ましい。

「自分は何処へ旅しているのだろうか?:<950>


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(1)「2015年12月施行の法律「ストレスチェック制」と「このブログ」の関連性について」:
このブログは2005年12月10日から毎日、一度も休むことなく書き続けられています。読者が明るく元気に爽やかに悔いのない人生を送るためです。その為には本当に役立つ臨床心理学の理論をキチンと身につける必要もあり、その解説をしつつテキスト「生き甲斐の心理学」を使用して書いています。さて、問い合わせが激増しましたので説明しておきますが、このブログは2015年12月1日から施行された改正労働安全衛生法「ストレスチェック制」に役立つとは思いますが、全国で活躍されておられる、あちこちの「衛生委員会」と関連したものではありません。このブログは私のカトリツク信徒としての信仰の発露として書いています。色々の考え方、宗教の違い、文化の違いに関係なく、とにかく人々が元気に明るく爽やかに、悔いのない人生を生き抜く為のブログですので、大いに勉強に役立てて下さい。



(2)「生きる喜び]を感じ取る為の方法は?:
自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(*1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(*2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(*3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(*4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(*5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(*6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(*7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(*8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)







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