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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

<個性の美>を楽しむ人々

2007年08月25日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
相手にどんな人が現れようと、いつも淡々として人生を楽しんでいる人がいます。病気の時は哀しみ苦しみますが、その厳しい現実を何故か、一旦受け入れる人でもあります。現実を逃避する事が良い場合と悪い場合がありますが、どちらかと言うと、森羅万象を一旦あるがままに無条件に、肯定して配慮していく、と言う人生観の持ち主の方が、どうも幸せなようです。相手の欠点?嫌いな所?だけを、いつも気にした暗い人も沢山います。相手を肯定的に配慮する、と言う事は賛同する事と違います。相手は相手、自分は自分、としっかりと意識し、知覚して、我が道を堂々と歩いているだけの話です。<一旦厳しい現実を受容する>は大切な人生哲学です。:<受容と賛同の違い:158-5>:

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<褒め殺し>に乗ると、どうなる?

2007年08月24日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
美しい異性の患者さんからの誘惑?を何故避ける事が出来たのか、政治の世界ばかりでなく、職場、友人関係、恋のライバル、そんな競争関係の世界では、時々、意識された<褒め殺し>が使われます。気づいた人は幸いですが、良い気持ちにさせられ乗せられている自分に気づかない人は不幸です。人間は無意識に褒め殺しするケースもあれば、意識して褒め殺しするケースもあります。賛成してくれる人ばかりを周辺に集めていると人生そのもが成功しないように、受容と賛同の違いをキチンと意識して生活したいものです。褒め殺しに会い傲慢になり、図に乗って、外されていく姿を数名の人が喜んで見ている人生を沢山見てきました。自分の意見を相手が受容したからと言って、賛同している訳では無い事を正確に見抜き意識すると<褒め殺し>を避ける事が出来ます。:<受容と賛同の違い:158-4>:

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幻聴、幻覚を<受容する><賛同する>の違いは?

2007年08月23日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
幻聴、幻覚を心理療法する場合、その現象を素直に認めると、患者さんは<聞こえなくなる、見えなくなる場合>が激増してきます。信じて貰えた喜びに顔を輝かす人さえいます。信じると、何故か、幻聴幻覚を嫌なもの、と考えずに、友達のように思い生涯仲良く生活している人もいます。こうなるともはや、病理扱いはいかがなものでしょう。幽霊やお化けを見る患者さんの扱いも同様です。現代の心理療法の世界では<お化け、幽霊、幻聴、幻覚>を大脳の生理現象として把握しています。本人は明らかに見たり、感じたりしているのです。それは確かに大脳の生理現象なのです。たまに嘘をついたりしていますが、その場合は、何故嘘をつかねばならぬのかに対処していきます。この対応は現象をそのまま受容している訳で、賛同している訳ではありません。:<受容と賛同の違い:158-3>:

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自分の現実は厳しいのか、楽しいのか、わからない!

2007年08月22日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
どんなに心理学を勉強しても明るく元気に生きていけない人々がいます。その原因は<体験の解釈>に原因があります。プロセススケールという有名な測定方法がありますが、その測定は7つの分野で測定します。その一つが<体験の解釈>と言う分野です。心の健全度を3つに分けます、低(あまり良くない状態)、中(普通)、高(健全)の3つです。低は<構成概念(おもいこみ)を事実として見てしまう人>、中は<構成概念は自分自身が創るもの、と言う認識が増えてきた人>、高は<意味づけが柔軟で体験過程に照合して解釈出来る人>。終末治療の患者さんに2種類あります。苦しくても幸せな人生であったと解釈する人と恨みながら人生を終わる人、これも厳しい現実をどう解釈するかによります。:<受容と賛同の違い:158-2>:

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スタート地点を誤ると?

2007年08月21日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
人が本物の幸福になる為の必要条件があります。その条件とは<あるがままの現実をそのまま受容する>と言う条件です。当たり前だと思う人も、案外、そうではありません。現実を、森羅万象の解釈を、きちんと受けとめるには、相当の覚悟が必要ですが、私を含めた凡人は、ついつい現実を避けて、逃避的な夢に走ります。そうしないと厳し現実に耐えられないからです。今回から5回にわけて、<受容:あるがままを無条件で受け入れる>と<賛同、賛成>の違いを思索します。受容と賛同は100パーセント違います。この違いを意識し、知覚しないと、本物の幸福感は得られません。:<受容と賛同の違い:158-1>:

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愛を白紙に戻したら?

2007年08月20日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
私たちは人を愛し、物を愛し、過去を憎んだり愛したりしながら生きています。特に大切な神仏、親、兄弟、恋人、夫婦、友人を愛し、その中に幸せを、生き甲斐を感じつつ生きています。さて、心理療法の一つに<愛を白紙に戻す手法>があります。現実に具体的にそうすると自分と他者に傷をつけるので、イメージ療法的に、無言の内に、自分の心の内だけで<心を綺麗にする為に>行う手法です。愛を一胆白紙にすると、どんな不安、哀しみ、空しさが増えるか、逆に、平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感が増える事が多いのです。聖域を一旦白紙に返すと意外な豊かな気づきが生まれます。恐れずに挑戦してみましょう。:<白紙に戻す:157-5>:

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明るい患者、暗い患者、どこでそうなる?

2007年08月19日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
同じ現象を見て、それが明るいか、暗いか、その解釈も人により相当違います。ヘルパーさんのAさんとBさんの解釈がCと言う患者さんを巡り、やはり違う理由はどこからくるのでしょうか?その理由は、同じ現象見ているのにAさんは不安感をそそられます、Bさんは平安感を感じます。まずここから違います。感じ方の違いは生育史が違うからです。次に患者さんのCさんが人は死ねばそのまま滅びると信じているタイプか、人は死んでも魂が残ると信じているか、その違いも根の部分にあります。この見る方と見られる方の解釈の違いが複雑に絡み合った世界が<明るいか、暗いか>を生んでいきます。生き甲斐の心理学は大切な分野です。:<白紙に戻す:157-4>:

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傷ついたお嬢さんの回復物語

2007年08月18日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
親友のAさん、Bさんが、或事で、双方が深く傷つきました。色々聴いてみると、
(1)そのことに対する<考え方>が、二人とも違う事が哀しく辛く、互いが急に嫌いになつた(自分以外は全て驚きの対象という真理をまだ知らない)、(2)愛し愛される五感は、それぞれの生育史において育まれた<愛の原型>に支配されている真理をまだ知らない、この2点でした。<自分以外は全て驚きの対象><愛し方、愛の感じ方は、自分の愛の原型を把握して初めてわかる>、この二つの原理を理解し、解釈の仕方を変更した時、二人の親友の心の傷は自然と消滅していきました。:<白紙に戻す:157-3>:

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水晶の玉

2007年08月17日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
日々の生活で人は色々の事を考えます。特に、どの考え方がいいかなあ、と選択肢に迷う場合が沢山あり、選んだ内容で人生が決まっていくので、事は重要です。そんな自問自答の時に、普通は<エゴ・ダイナミックスノート:自問自答を倫理道徳を超えて自由にノートに書き、それを後日再読して冷静に判断する方法の事>を推奨しますが、古代から自問自答に使用する話相手として水晶の玉を話相手にする哲学者も沢山いました。占いの為ではありません。よく映画に出てくる怪しげな占い師の場面ではありません。話し相手に水晶の玉を選ぶ方法が古代から何故かちゃんとした哲学者も密かに、人に知られないように、使用しているのです。こんな姿を人に知られると馬鹿にされますから、内緒に使用します。水晶は邪気を吸い陽の気を発するからでしょうか?謎の多い水晶の玉の話です。:<白紙に戻す:157-2>:

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5分間、心を白紙に戻す

2007年08月16日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
多忙な日々が続きますと、知らぬ間に、心が変になつている事にも気づきません。そこで一日、5分でもいいので、心を白紙にすると、思わぬものが見えてきます。一人静かに正座して目をつむり、何も考えない、と自分に言い聞かせても、雑念が湧いてきますが、慌てずに、そのままの雑念を無理に消さないで、せいぜいイメージの中で、透明な水晶の玉を思い浮かべる程度でいいでしょう。水晶の玉は人類の古代から愛された宝石で、チグリスユーフラテス、エジプト、インド、中国、日本でも、この水晶が心を静めるのに利用されてきました。理由は分かりませんが、古代の人々の経験によるのでしょう。今回から5回にわたり、心を白紙にする効用について思索していきます。:<白紙に戻す:157-1>:

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<甘え方>の明暗

2007年08月15日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
暖かい人間関係は、互いが間をとりながら、上手に甘えあって、生活している所に生まれています。その甘え方が日々の明暗を決めているようです。甘える事の下手な人はかわいげがなく、時に嫌われます。その原因はいづれも傾聴(人の話を聴かない)の上手下手に関わっているようです。Aさんの甘えは心地よいのに、Bさんの甘えは不快、何故、そうなるのか?Aさんの甘えは幸福曲線(平安感、友好的感情、健康観、幸福感、統御感)を刺激しますが、Bさんの甘え方はストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱)を刺激します。人の話を意識して上手に聴く努力をしていると人間関係を暖かくする甘え方は自然に行われています。:<間と愛:156-5>:

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愛の増減と間の関係式

2007年08月14日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
今からお話する事は大切な人、一人に対してだけに配慮する事が大事で、人間全部に応用する事は不可能です。さて好きな人との愛が深まり、気楽に楽しく日々を過ごせる人は、本当に幸せです。毎日と言う訳にはいきませんが、相手が男女であれ、神仏であれ、愛の感じ方は、その時々の心と身体の健康度に正比例しています。相互に思考、感情、行動で反応しあえれば最高の幸福感が得られます。相手の心と身体を一歩置いた間(マ)で傾聴していくと、あとは自然に、どう思考し、感じ合い、行動するかは、大脳が自然と教えてくれます。相思相愛の関係でも、間を大切にすると、わがままな愛は消滅していきます。:<間と愛:156-4>:

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会話での<間>が人生を決める!

2007年08月13日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
会話をしている相手は既に答えを決めてかかっている人を見かけませんか?人の話を聞かない内に、もう答えを言いたくてうずうずしている人が沢山居ます。そのような相手に出会うと、もう、会話をする気がなくなります。客筋、上司、姑等の場合は、だいたいが泣き寝入り状態のようです。ここで、こちら側のコミュニケーション能力が問われ、人生の流れが大きく左右されていきます。嫌な相手との会話での間の取り方ですが、泣き寝入りしないで、堂々とこちらの意志を伝達する為の<間>の取り方は必ずありますので、傾聴をしながら、その微妙な切り込み方を観察してみましょう。自分の人生を無駄にせずに明るく生き抜く知恵は<上手な傾聴と上手な間の取り方>にあります。上手くいかない場合も多いのですが、生涯、諦めずに楽しく挑戦して生き抜きましょう。<間と愛:156-3>:

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一呼吸が平和構築への道

2007年08月12日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
血圧測定の際、患者さんに一呼吸置いてもらうと数値が相当違う場合があります。ゆったりした感情が血圧を下げ、怒りを納め、せきららな感情から穏やかな感情表現に移行させます。喧嘩も一呼吸すればする必要がありません。何か事が生じた際に、意識して一呼吸おきますと、全てが平和につながります。嫌な相手からの言葉、棘をさすような言葉にかーっとして反応しだばかりに、人生を棒に振る事も沢山あります。一呼吸は平和構築のこつ。国際間の争いも一呼吸おいた外交官のおかげで戦争も防げるのです。:<間と愛:156-2>:

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<間>を置く事が愛の始まり!

2007年08月11日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
心理療法を志す欧米の学者、学生の間でも宮本武蔵の五輪の書が愛読されています。心理療法も勝負の一つですから、一に眼、二に足、三に胆、四に力、と言う勝負のコツとか、間合いの取り方などの武蔵の悟りを心理療法でも学んで行きたい、そして何とか人々の役に立ちたいと言う愛情のあらわれでしょう。間(マ)の取り方、近すぎてもやけどを負うし、遠すぎても冷たい、この難しい間の取り方と愛情の関係について5回にわけて思索していきます。:<間と愛:156-1>:

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