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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分に驚く!

2007年08月10日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
他者を観察する楽しみもありますが、自分の中の個性の美を意識し知覚するのが人生最高の楽しみかもしれません。自分を生んでくれた親に改めて感謝出来ます。自分を観察する場合に、その人間観が間違っていると楽しみは半減します。人は魂、心、身体で構成されています。心と身体は65億の人類がいれば、その特色は全部違いますが魂は人類に共通しています。どこが共通かと言いますと<魂は愛そのもの、永遠不変なもの、病むこともなく、老いる事もない、臨終と共に身体から離脱する知的生命体>である、という点です。その事を信じると、嫌いな他者も、それほど、嫌ではなくなります。嫌な他者が減り、周囲に友好的な関係が増える程に、何故か幸せ感が増えてきます。愛である魂を信じると人生が爽やかに、新鮮に見えてきます。:<驚き:155-5>:

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健康で長命な驚きは愛から生まれる

2007年08月09日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
心の病などは何処吹く風、長命を生む人生は、健康で爽やかな好奇心から生まれてきます。愛の対象が神仏でも、愛する人でも、日々をイキイキト楽しく元気に生活させてくれるもの、それは健全な驚きの感情です。驚かなくなると本当に人は枯れてしまいます。例えば信仰に生きている人は、相手の心を静かに傾聴し、あるがままを一旦受け入れます。相手の心の動きに深い神の摂理を感じる事があり、何故、この人はこんなにも優しいのだろう、この優しさはどこから生まれてくるのだあろう、と感じます。愛し愛される世界を持つ人は幸せですが、疑惑と憎しみと不安を持つ人は地獄です。愛し愛される世界は身近に沢山ありますから、もう一度、静かに気になる人の心を傾聴し、受け入れてみると、そこの意外な深い愛がある事に気づきます。:<驚き:155-4>:

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感動と老化の関係

2007年08月08日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
20才を過ぎると老化が始まると言われています。脳細胞は確かに減少していきますが、スカスカになる、などは決してありません。減少し続けても、120才くらいまで生き延びる可能性は十分あるそうです。さて、森羅万象に驚き、感動すると、その人の生命力はメラメラと燃え立ち、生きたいと願うエネルギーが湧いてきますが、感動が無くなると、枯れた木のようになります。<驚くという若い心>を意識して生きていると、自律神経、分泌、免疫が強化されます。つまり明るい領域の心<平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感の5つ>を保持するコツがこの感動する心、驚く心と言われています。この感動する心の中でも<愛>から生まれる感動が人を幸せにしていきます。:<驚き:155-3>:

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パンドラの箱

2007年08月07日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
<好奇心>は人生を豊かにしてくれますが、一歩選択を誤り、見てはならぬ物を見てしまうと、破壊の道、死への道をさ迷います。さてギリシャ神話に出てくる人類最初の女性の名前が<パンドラ>。最初の人間(男)を創った神様がプロメティウス、その弟がエピメティウス。人間・男を創り、かつ、火を与えてしまったプロメティウスが気に入らないゼウスが、女を入れた箱をエピメティウスに送りつけてきます。兄に開けてはならぬ、と言われていたにもかかわらず弟は開けてしまいます。そこに何とも言えない美女が入っていました。そればかりでなく、あらゆる恐ろしい物、病気、嫉妬、復讐、怒り、不満、貧困等が飛び出します。しかし、箱の一番最後に<希望>も底にへばりつくように入っていたそうです。:<驚き:155-2>:

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自分の心以外は全て驚きの対象!

2007年08月06日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
世の中には本当に優しい心の持ち主が大勢います。特に子供達は全て自分が悪いとおもいがちです。大人になつても、まだ、人のせいにしないで、自分を責める人が沢山いますし、自分の心以外が全て驚きの対象である、と言う真理を知りません。相手の心は人間として似ている点も多いのですが、同じようなものだ、と思っていると、とんでもない人生を歩かせられてしまいます。自分以外、すべて変人だ、くらいに思った方が心の病にならずに生き抜けます。例えば愛する人の心は自分といつも同じであって欲しい、と願うのは人情です。愛すれば愛するほど、この真理を知らないと、哀しい人生を歩かされる危険があります。この真理を知る事で日常のストレス曲線(不安、怒り、身体症状、鬱、錯乱)は半減します。:<驚き:155-1>:

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自然体になると個性が輝く!

2007年08月05日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
<心は自由>、一度でもこの体験をすると、自然体の喜びを感じます。過去を忘れ、将来の不安を忘れ、のびのびとした5分間を経験すると、厳しく多忙な日常生活の中ですら、この<心の自由>を謳歌出来ます。気取る事もなく、あるがままの自分で生き抜く決意が前提ですが、この状態になると、色々の気づきも生まれてきます。本人には見えませんが、他者から見ると、自然体の人は個性の美に輝いています。気取りの中に偽善あり、自然体の中に本質あり、自然体で生きると他者の公正な批判は集まりますが、その批判がまた、その人を正しく成長させてくれます。:<<違い>を楽しむ:154-5>:

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楽しんだら、どうなるか?

2007年08月04日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
<わたしとあなた>の関係の中で、相手の個性の美について、嫉妬するわけでもなく、劣等感を感じるわけでもなく、ひたすらに感心し素直に密かに心の中で賛美したら、その人の眼差しは邪眼から慈眼に変化していきます。相手はその眼差しに対して、益々、あなたを愛し始めます。相手の個性の美を楽しみ余裕が生まれると、賛美する方に沢山の知恵が湧き出し、心が広くなり<わたしとあなた>の関係は美しい愛に満たされ出します。相手の個性の美を口に出さずに秘めやかに楽しむのも一つの生き方です。個性の美をあからさまに口にだしたばかりに、相手が図に乗って傲慢、いやらしくなる場合があるからです。賛美の仕方は難しいものです。<<違い>を楽しむ:154-4>:

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相手の個性の美に嫉妬する人

2007年08月03日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
偉そうに振る舞う人は無視するのが一番ですが、自然体で、にじみ出るような個性の美に対しては、こちら側は素直に学ぼうとしないと貴重な学習の場を失います。自分より豊かな知識、経験、判断力を持つ相手を、密やかに、その良さを観察してみましょう。或人には、つまらないものでも、自分には素晴らし!と感じる現象自体が成熟への道。65億の人類には一人一人個性の美が与えられていて、その個性は嫉妬の対象ではなく、自分が幸せになる為のシグナル・恩寵なのですが、人の長所に触れると、すぐ嫉妬する人がいます。嫉妬するタイプの人は不幸になりがちです。自分の個性の美を知覚し、益々その良さを発揮する方法を他者の個性の美を素直に認める事で互いの幸せを創造したいものです。:<<違い>を楽しむ:154-3>:

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自分の個性の美を知らない人

2007年08月02日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
不思議に思う事があります。どうしてこんなに素晴らしい個性の美を持っているのに気づかないんだろう、と。その美しい点を指摘すると怪訝な顔になるのです。どうも本当に気づいていないようです。心理療法上の話ですから、一概にそうだ、とは言えませんが、気づかない理由は二つあります。(1)悔いのない人生、生き甲斐とは何かを考えていない事。(2)過去に辛い挫折体験がある事。さて、この二つの内にどれが一番大切かと言いますと、(1)です。自分の悔いのない人生の方針が定まると、自然に自分の個性の美が見えてきます。現実をあるがままに一旦認め、現実吟味力を働かせ、身の丈に合った生き甲斐探索から再スタートし、実力がついてきたら、少しづつランクを上げるのです。病気と汚いお金にさえ注意していれば、人生の夢は必ず実現するようです。:<<違い>を楽しむ:154-2>:

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<違い>を哀しむ人、喜ぶ人

2007年08月01日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
自他共に愛し合っていると意識している二人のあいだでも<違い>(例えば、思考、感情、行動等>が存在している、と言って哀しんだりする人が居ます。具体的に検証しないと、何とも言えませんが、誤解などによる哀しみは辛い事ですが、個性の美の違いを楽しむ余裕がないと、生き甲斐につながらないどころか、不幸をもたらします。もっと詳しく言えば、個性の美の違いを哀しむ人生観は人を益々、不幸にしていきます。個性の違いを美しいものとして解釈すると、人はどんどん幸せを感じ、生き甲斐の道を、それなりに見いだしていきます。違いを哀しむ人、喜ぶ人の違いは、どうして起きるのでしょうか?この理由を心理療法から思索していきます。:<<違い>を楽しむ:154-1>:

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心理療法とギリシャ神話

2007年07月31日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
人類が残した一番古い神話記録はギルガメッシュ叙事詩ですが、その影響もありますが、何とも楽しくダイナミックで現代の常識を破りながら知恵を与えてくれるのがギリシャ神話です。神話を読みとく大切なポイントは神様の系図です。ギリシャ神話の神様は怒りの神、愛の神等と全て感情の神様です。ですから心理療法家には必読です。最初のカオスからゼウスが沢山の女性に沢山の子供を生ませますが、その世代までのお話を大切にして欲しいのです。現代の倫理道徳も大切ですがギリシャ神話から知恵を得たい場合は心を自由に出来る余裕が無いと素晴らしい知恵を見出だせません。浮気、殺人、騙し、策略を一々気にしていたら人類の宝物であるこの神話に隠された知恵を理解する事は不可能です。この神話を伸び伸びと楽しめる器、自由な心の持ち主である事が要求されます。ギリシャ神話を楽しめる人間がどうか試してみたらいかかでしよう。これからの時代は心が自由でないと生きていけません。:<知恵の源:153-5>:

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若者のエネルギー

2007年07月30日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
答えが知りたい、と意識すると、何となく見えてくる場合が普通ですが、その答えが何かイキイキしていない、すっきりしない、そんな或日、若い青年男女と同席しましたら、イキイキしたエネルギーが、そのテーマに関係なく、熱い希望と生命力が、自分の身体に自然に発生してきたのです。不思議な力でした。さて、年齢を経ると確かに知識、経験からの知恵が生まれてはきますが、若々しい答えではなく、老賢人の知恵?みたいな古っぽい答えにうんざりする事があります。若者のエネルギーは人類の宝だなあ、としみじみ思いました。大自然に触れるのも大切ですが、20代前後のあの爽やかな命に感謝しました。:<知恵の源:153-4>:

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同志の愛と優しさ

2007年07月29日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
生き甲斐支援活動を目的としたNPO法人を教え子達が立ち上げて数年を迎えます。身銭を切りながらの大活躍をしている人々を見ると涙が出ます。貴重なお金と時間を無償で提供しつつ<生き甲斐の心理学>講座を全国で展開しています。辛いこと、寂しい事、しかし、全員が自分で選んだ好きな道を歩いていますので、喜びも悲しみも同志の愛とやさしさが支えです。そんなNPO活動の中で、無言の愛と優しさを感じる時、私は何と素晴らしい同志に恵まれたことか、何と幸せ、と心からそう思い、感謝出来ます。一人は寂しいが、同じ志の道を歩む同志が存在する事で悔いのない人生を感じます。愛と優しさがあると知恵がどんどん集まります。愛のある所に知恵あり、憎しみある所に哀しみがいつもあるようです。<知恵の源:153-3>:

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明るく生き抜く知恵

2007年07月28日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
どんなに厳しい環境でも、いつも、明るく生き抜いている人がいます。また、どんなに恵まれた環境にいても、いつも暗く希望の無い人がいます。この違いは唯一つ、意識の上でも、深層の心の世界ででも<明るく生きたいという願望>が在るか、無いか、の違いです。新約聖書を読みますと、キリストが奇跡を起こす時、必ず確認している事があります。その確認とは、<ーーーして欲しいか?>と、願望があるか、どうかを確認しています。願望の無い人には奇跡は起こしていません。ギリシャ神話を見ると、どの神様も、善の願望、悪の願望、と願望だらけで、元気いっぱいで楽しく、生き抜く意欲はたいしたものです。<ーーがしたい>という意欲を大切にする必要があり、子供の頃、せっかく湧いた願望を大人が否定する環境で育つと、とかく、生きる喜びを知らない大人が誕生しています。もう大人であれば、先ずは、遠慮しないで、短い人世の事ですから、自分の意欲と願望を再点検しせめて意欲だけでも充実しましょう。:<知恵の源:153-2>:

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傾聴と受容から知恵が生まれる!

2007年07月27日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
厳しい現実を生き抜いていく知恵は<傾聴と受容>から生まれます。知恵の泉はどこにでもありますが、私自身が今日まで生き抜けた理由は、その答えは、自分の心の奥底に潜在していた答えが一番、ぴったりのものでした。当たり前の事です。他人に私の深層の真実は、わかりません。森羅万象という真実を否定すると真実が見えないように、耳を澄まして真実を見る修行をしないと、駄目みたいです。知恵は欲しいが努力は嫌い、これでは生き抜けません。努力する方向は<傾聴と受容>にあるようです。傾聴と受容とは、どんな事なのか、5回に分けて思索していきます。:<知恵の源:153-1>:

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