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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

何故、答えが見えないのか?感情の流れに支配されると?

2013年03月07日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
日々の激しい感情に出会った時、平然と冷静に対応出来る感情と、慌てる感情があります。湧きだす感情はどれもこれも真実であって、かつ、現実問題です。湧きだす感情を見て、自分には信じられない酷く汚いものの場合、見ないふりをするのが普通の人間です。朝から夜まで嫌な感情に振り回されて、その嫌な感情の大河の流れに支配されるのが普通の人間の毎日です。しかし赤ちゃん時代も終わり、幼稚園、小学生時代になると自分の思い通りにならない世間を知ってきて段々人間が練れてきます。大人になっても感情の大河に振り回されている大人を見ると、世間は遠慮して口には出しませんが、あれは大人になりきれていない愚かな人間だ、と内心そう思っています。しかし、勉強していく内に、その感情の大河を現実問題として平然と一旦、自分を受け入れ、その上で周囲の常識と比較しつつ感情を処理しだします。身体症状を出すことなく感情の大河を上手に処理するノウハウを人はその文化に合わせて生きていけるようになります。感情に流されっつぱなしですと、答えが見えにくくなるようです。ポンと湧きだす感情と朝から夜寝るまでの感情の大河を二つに分けて処理していけるようになると、自分に必要な答えが見えてくるそうです。暗い感情の傾向な人、楽天的で明るく生きようとする人、様々ですが、暗いと不平を言う習慣よりは、明るく生きようとする人の方が答えが見えてくるようです。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:62>

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何故、答えが見えないのか?感情の意味に気付かない人々

2013年03月06日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
生育史の関係で理性優先、感情蔑視で育った人に多い事例ですが、自分が愛しているのか憎んでいるのかすら分からない人々が沢山います。明治生まれの職業軍人であった私の父親の話を色々と思いだすのですが、軍人の中にも怖いと素直に自分の恐怖心を感じられる作戦家は成功しているようですが怖いのに怖くないと思う人は部下を沢山殺していたようです。湧きだす感情を倫理道徳で否定してしまう人にも、この軍人のような事例を垣間見ます。どんな感情が湧き出しても、言葉に出す必要がないので、一旦、軽やかに受け止め、その意味を思索する習慣をつけると人生が楽しくなるし、知恵が湧きだすそうです。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:61>

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何故、答えが見えないか?幸福病の話

2013年03月05日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
人間関係も豊か(軽やかに明るく振る舞うので)、お金も十分、それでも私と二人きりになると人生に文句だらけの友人がいますが、その友達は何故か「感謝」をしりません。学生の頃から明るく振る舞いますが、何か、どーんとした正中線にかけています。本音は出さず、二人になると私に心を拓いてくれるのは嬉しいのですが、心から有難う、と言わない人です。どんなに幸福な条件を所持していても、感情で心底、有難う、と感謝出来ない人のことを「幸福病」と呼んでいますが、自己愛パースナリテイ障害患者でもなく、単なる考え方が生育史上、形成されていないのでしょう。何でも有難屋、でも困りますが、我がままに生きてこれた彼の生育史上の事はやはり「三つ子の魂百までも」ではありませんが、案外、難しいものです。せめて息を引き取る時には周囲の人々に有難う、といって死んで欲しい友人です。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:60>

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答えが何故見えないか?ストレス曲線のこと。

2013年03月04日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
理論ばかりで恐縮ですが理論を知らないで悔いを残すより、あるいは、同じ失敗でも大きな致命的な失敗は避けられますから、やはり理論は大事です。70億の人類には赤ちゃんから高齢者まで、あるいは地球各地の文化でも、その一人一人の自分の不安感を、どう処理するかの答えはアフリカの少年兵からニューヨークの富豪まで、その答えのありようは違います。しかし理論は同じです。例えばストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱)が蓄積していると、その人の心は自由ではありません。心が自由でないと知恵の泉(答え)はまず浮かばないでしょうし、浮かんできても、その答えは数日か数週間か数カ月で、変だなあと気付くでしょう。心が抑圧状態、感情の転移、合理化、反動形成などのねじれた状態の時は、どうも知恵が湧いてこないようです。湧きだす感情を抑圧しないで放出させつつ、心の自由を獲得するには、この原理(14の防衛機制を解放させる自分流の知恵)を修行する必要があります。ストレス曲線を抑圧しないで心を自由に出来るノウハウを身につけると蓋が取れて綺麗な泉が湧きだします。私は太極拳と信仰の力(愛である神様を信じています)が私のストレスを解放させる最大の手法です。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:59>

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「自分の中の答え」って何?

2013年03月03日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
厳しい人生をどう生き抜いたらいいのだろう、その答えは自分の中にある、と言われています。さてさて、この「答え」の意味はどう解釈したらいいのでしょう?今、抱えているストレスをどう処理したらいいのか、その答えも自分の中にありますし、この感謝をどう表現したらいいのか、自分は今、まともなのか変なのか、この経済危機をどう乗り越えたらいいのか、いつも我慢している上司と、どうつきあったらいいのか、さて生き甲斐の心理学は、どうこたえていくのでしょう?この問題について思索していきます。他人からの示唆も大きいですが、これがあなたの答えです、と他人からは言われたくありません。最終的に自分でこれが答えだ、と断言しないと人生に悔いをのこします。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:58>

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「必然と偶然」という言葉の解釈について

2013年03月02日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
或所で「必然と偶然」の話がでました。なるほどなあと感動しましたが色々の事例を思い出しています。中小企業の倒産により経営者が自殺、その家族を治療している時とか、大津波で流された遺族へ、この哀しい現実を「必然」とは言えません。言う人がいるとすると、その人は冷酷な人間と呼ばれるでしょう。哲学。神学、信仰の世界での言葉と解釈、そして現実の心理療法の世界での言葉と解釈は違いますが、世間はそんな事は区別しません。「必然と偶然」が人類誕生以来の「難問」なので、これからも思索の対象にしたいけれども、この言葉の使い方には十分注意が必要なようです。さて、どんな解釈を皆さまはなさいますか?うかつに相応しくない現場で使用し、人々から生涯、恨まれないように注意する必要もあります。出来れば心と生活に余裕がある時に、身辺の出来ごとには偶然は無く、全て必然だ、と解釈出来る日が来れば、その人はこの厳しい現実を悠然と生き抜く事が出来そうです。信仰の世界は理論の世界を乗り越えさせますが、これもあれも冷静な知性の後の物語かもしれません。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:57>

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将来への不安対策

2013年03月01日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
人間誰でも今から先の具体的な出来事は分かりません。自分の生育史を見れば直ぐ理解できます。生き甲斐の心理学では分からないとだけ言いましても責任の無い言い方ですので、ではどうするか、と言いますとストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱)について考えていこうと努力しています。将来のストレス曲線は予測出来るからです。このストレス曲線は臨終まで発生する問題なので、この対処方法を学びます。ストレス曲線は自分の生育史上の「理想:こうありたい、あらねばならぬ」と言う領域と現実のギャップから生まれます。ですから理想を諦めるか、現実をそのまま受け入れるか、その中間のどこかで手をうつか、その人の自由意思で決める問題なので、そのストレスの心の仕組みをしっかりと意識化しますと、自分なりの解決方法が見えてきます。落とし所を本人がその都度、決めていきますと案外、ストレス曲線への覚悟が定まり居直れます。こうして将来の不安、難問の度胸を定めて逞しい人間へと成長を追求するのがこの生き甲斐の心理学の根本思想です。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:56>

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人間の底力に感動した日

2013年02月28日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
某所での勉強会は来月で最後となりますが10年間、継続してくださったkさんと参加者の皆さまに心から感謝いたします。今日の勉強会では非常に感動するお話がされていました。大きな病気や家庭での厳しい環境を見事に乗り越えていく人間の逞しさと美しさを私は感じたのですが当のご本人は淡々とお話をなさっていました。どんな厳しい現実があっても人間はその気になれば実に見事に逞しく乗り越えていけるものだなあ、と感動した次第です。この逞しい生命力は何処から生まれてくるのか不思議でしたが希望を失わない人間は、こうして自分で答えを悟り明るく元気に生きていく力がある事を確信した次第です。その人の努力もさることながら、人間は何と凄い力をもっているのだろうと驚きの連続の日でした。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:55>

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あなたはゼウスのような方ですわ

2013年02月27日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
欧米で生活していて、もし憧れの女性に「あなたはゼウスのような方ですわ」と言われたら普通の健康な男性は天にも登るような気持ちになる自分を素直にうけいれるほうが良いでしょう。ここで変に見栄をはったり恥じたら人生を暗くしますし、幸福への道を自ら閉ざしてしまいます。このようにギリシャ神話の日常生活での会話で、「あなたは、ヘラ、ポセイドン、アポロン、エロス、ヘルメス、アテナ、ニケ、デメテル」と言われたら、どんな意味かを理解していないと、日々の生活が楽しくありません。このくらいの神様を知らないと人生が拓けません。もし、この神様をご存じない場合は、是非、どんな神様か、調べてみて下さい。このギリシャ神話をお楽しみいただけると思わぬ知恵がさずかります。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:54>

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ギリシャ神話と大河ドラマ

2013年02月26日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
人間の精神的な臨床場面(日常生活での色々の人の精神現象)から現代の心理学が誕生してくるのですが、大河ドラマに登場する歴史上の人物の運命とギリシャ神話に出てくる色々の神様の運命が似ている事に気づきます。ギリシャ神話に登場する愛の神、嫉妬の神、裏切りの神、海や月や星、薔薇の精等が登場してきます。そしてそれぞれの神様の末路、栄華盛衰が物語として展開します。嫉妬深い神様はそれなりの往生を遂げていきますがその成り行きは大河ドラマで見る歴史上の人物の成り行きと重なる部分もあります。私自身の生育史での成り行きも、人を恨んでいた或時代はいくら自分で正義感を唱えていても暗く陰惨な感情生活をしていますし、理屈を超えた大きな受容的な人間関係を保ち愛を大事にしている時は平安感が日々を支えています。一度、ギリシャ神話を中高生向きの気楽な内容の本を選定して読んでみて下さい。ギリシャ神話は説教調ではなく楽しい物語風に書かれた本で愛読していくと人間の幸福を得る為にはどうしたらいいかを古代人の知恵として示唆してくれています。変な哲学書よりもギリシャ神話を読んだほうが遥かに大きな知恵に恵まれるのは何故でしょう?数千年の試練を経て生き残ったギリシャ神話は現代人に大きな示唆を与えてくれます。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:53>

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「新島八重と幕末」という本

2013年02月25日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
由良弥生さんという方が書いた「新島八重と幕末:副題 会津に咲いた八重の桜」を読んでいますが、なかなか面白く、かつ、胸の裂けるような切ない歴史を感じます。会津若松城(鶴ヶ城)の悲劇や白虎隊の話は途中で読書を止めたくなりますが、それでも読み進む内に八重の兄が明治政府にとりたてられていく経過も知り、大変驚いています。「生き甲斐の心理学」はやはり生き延びていく人々に焦点を当てながら、それでも厳しい現実を明るく元気に生き抜いていく知恵を大事にしたい、としみじみ思いました。殉教や殉ずる思想も大事にしたいとは思いますが、明るく元気に爽やかに生き抜く知恵を探りたいと思いました。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:52>

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信じて見えてくるもの、信じて見えなくなるもの

2013年02月24日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
宗教心理学に限らず人間が生きていく上で知っておくと生きやすくなる哲学があります。生身の人間の世界には赤ちゃんから高齢者まで意識しようがしまいが、信じて見えてくる世界があること、信じた為に見えなくなる世界がある、という心の世界があることを意識しておくと、とても便利なのです。難しい書物を読む前に、自分は何かを信じた為に見えてきたもの、知ったこと、分かった事、理解したことがあるかどうか、一度、ゆっくりと楽しみながら思索しておくと、はた、と大発見したような気付きが生まれます。この基本訓練をしておかないと、どんな本を読んでも気づきません。例えば親や親友、恋人の愛を信じると、嫌な言葉の裏側に深い愛に気付きます。親の愛を信じないと、親の言葉は不愉快で嫌味なものです。人を疑いだしたらきりなく不安感だらけの日々となります。宇宙の基本原理、光りの速度、音の速度を信じますと、その到着日時が見えてきます。この世の中に「信じてみえてくるもの」がある、と信じただけで愛である神様が見えてくると厳しい現実・試練の後ろに意味がある事が見えるかもしれません。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:51>

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甘える時は甘えよう!

2013年02月23日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
大河ドラマを見ながら東日本大震災をいつも考えています。自分だけが何故、生き残ったのかという自問自答を拝聴すると、本当に切なくなります。災害地の方に限らず、甘える時は大いに甘えるのが必要なのですが、この心理療法は非常に難しく、病的な甘えと健全な甘えの違いを学習するには相当の時間が必要です。更には日本人の精神構造の中に「甘えの構造」と「汚れと禊」の思想がありますが、この二つが病的に結びつくと自死を選んだりします。それは間違いです。自分一人が何故、生きたのか、そこに罪悪感を感じる事例はこの汚れと禊の思想が悪い方向に展開した場合です。一人生き残った人は死んでいった人の分まで幸福になる役割を感じて欲しいものです。戊辰戦争で生き残った逞しい会津の人々の生き方を是非、再考して欲しいものです。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:50>

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会津・戊辰戦争体験の女性の一人

2013年02月22日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
明治政府の重鎮・大山巌夫人の捨松は8歳の頃に会津城に籠城しています。12歳の頃女子留学生に選ばれアメリカに留学、帰国後、薩摩藩士、かつ、会津城突入の大山巌にプロポーズされて24歳の時、家族の大反対を押し切り結婚します。鹿鳴館の貴婦人といわれ、当時の外交に一役買ったそうです。看護学校を設立したり、この籠城の苦しい体験を平和に役立たせた女性です。会津魂をそれぞれの人生の中で開花させた会津の女性に改めて敬意を表します。厳しい環境を乗り切り自己実現への道を模索しつつ美しく生命を開花させていく会津の女性達、この東日本大震災でも是非、逞しく生き抜いて下さい。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:49>

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池田屋と寺田屋と幕末

2013年02月21日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
坂本竜馬が暗殺された場所が寺田屋で、池田屋は新撰組が急襲した旅館で、そこには坂本竜馬はいませんが、日本の歴史上、とても大切な場所ではあります。池田屋さんは今は居酒屋ですが、2005年頃はパチンコ屋さんでした。三条大橋の偽宝珠(橋の欄干にある飾り)には池田屋事件の折の刀傷跡と言われるものを、しみじみと眺め、歴史を味わいました。さて、現在でも残る京都のあちこちの名所は時間をかけてみれば見るほど京都に行きたくなります。寺田屋で坂本竜馬を救った「おりょうさん」は明治39年に横須賀で死亡していますが、その人生は必ずしも幸福だったとは言えないようです。厳しい人生を歴史に翻弄されても、心は神仏への信仰に向けられて平安感に死ぬ人も沢山ありますが、出来れば神仏からの愛を日常生活で感じ取れる人生を送りたいものです。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:48>

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