五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

旅に出てみん

2013年11月19日 | 第2章 五感と体感
「風呂敷の中に最小限の荷物を包み、それだけで生きられたら本当にラクチンであるなぁ~~」
何となく気忙しい季節に突入し出すと逃避とも云えるこんな思いが湧き出してきます。

生きていくために必要なものを抱えれば抱えるほど、やるべきことは多くなります。

家の中に物が増えれば、片付ける時間が必要になり、埃も溜まりやすくなります。

でも、
わかっちゃいるけれどモノは増えます。

活動すればするほど増えてくるものはモノだけではありません。

自分の頭が飽和状態になったとき、
やっぱり、旅は好いものです。

自分の持ちモノを最小限にして旅にでると身ぎれいになった気分になります。

日本人のアイデンティティには禊ぎという概念があります。
禊ぐと、新しい空気が体内に入ってきます。

どの国にも巡礼地があります。

多様な宗教の聖地には、たくさんの人が集まります。

水を求めたり、火を求めたりし、そこで心身を清め自らを新たにする考え方は、人の重荷は物理的な重さだけではないことを意味しているように思います。

萩原朔太郎の「新しき背広を着てきままなる旅に出てみん。。。」の詩が私の頭に浮かびだしたら、そろそろ旅の情動の印です。

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12月6日から8日まで 神宮前の「渋谷のIMA」(神宮前6-17-14六英ビル4階)にて「ちいさく表装・作品展」を開催します。今回は各講座の指導員の表装を展示します。8日14時~15時まで表導会主宰者清水達也先生の掛け軸の取り扱い方を中心にギャラリートークを予定しています。いまようの住まいにも馴染む掛け軸をぜひご覧ください。

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