五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

お好きなように

2013年11月09日 | 第2章 五感と体感
「あなたの好きなようにやりなさい」

という親の言葉には、いろいろな意味が含まれていることを子供は解っています。

「好きなようにやれと云われても、どうせ自分の好きなほうを選択してもあとからごちゃごちゃ言うのよね。。。」
そんな思いが湧く子供心を大人の私も子供の頃経験済みなのでよくよく理解できます。

「どうせ。。。~なんだから」
という言葉が出る事は、親に育てられている過程においての「うちの傾向、お父さんの傾向、お母さんの傾向、自分自身の傾向」を解釈し概念を持っている証拠でもある言葉のように思います。そこから防衛機制を推察することができることもあります。

目標の図式、つまり自己実現のイメージや自分の柱となっているものが見えないと選択することへの信じる力もあやふやになります。

日々、自分の大きな柱がゆらゆらしていると、「好きなようにやりなさい」の中にある柱もゆらゆらしていて見えにくくなります。
「好きなようにやりなさい」と言う前に「自分の最良の思い」を親が表明しておくことも大事なことであるように思います。

柱がいつもゆらゆらしていたら、育てる相手の選択する力も育たないように思います。

もし、「自分が最善であると信じているの思い」に揺らぎがある中で「あなたの好きなようにやりなさい」と言っているとしたら、その言葉を受ける相手も同じように揺らぎの中で苦しむことに成りかねません。

「お好きなように」と言う前に「私は何を望んでいるのか」を考え巡らすことがとても大事なことのようです。

無から有は生まれませんよね。。。

柱があるからこそ、反発したり、隣の芝生が青く見えたりしながら自分の中に「こうありたい私」が芽生えてくるものなのかもしれません。比較することから自分の答えも見えてくるのですから。。。

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