京都の桜を愛でてきました。
今年に入ってから3回目となる京都訪問。一月はえべっさん(恵比寿さん)、三月は北野天満宮の梅を愉しみ、土蜘蛛塚に偶然出合い、仁和寺で経正を想い、渉成苑で源融の塩釜の風情を学び、そして、今回4月は街中(まちなか)は桜が満開でした。
今回は京都市の地図の左側、つまり西側を巡ることにしました。
善峯寺の桜はまだ咲き始めでしたが、春霞の山に赤や黄緑の萌えた色合いが柔らかく映えた風景に、自分に宿る大和人(やまとびと)の魂がが疼くのを感じました。境内の樹齢400年以上の龍のごとき松を堪能し、秋の紅葉や楓も見事であろうと想像しながら山を降り、中腹に佇む十輪寺(業平なりひら寺)のなりひら桜を拝見し、勝持寺へ。
勝持寺は、花の寺とも云われ、能楽「西行桜」でも有名です。今は3代目とのことですが、佐藤義清が出家する前に身を置いた処だと云われています。
満開の桜で花酔いと人酔いの京都の街とは違い、お天気が悪かったおかげで、咲き始めの西行桜を御抹茶を頂きながら静かに眺める事ができました。
多分、勝持寺の西行桜は、今週末あたりが見頃でしょう。接ぎ木をしたようで、途中の太い枝が枝垂れ桜となっているのは、西行桜は能の演目らしく、出し惜しみせず、花見を愉しみたい皆さんに愉しんで頂こうと想うご住職の計らいなのでしょうか。ちょっとした俗っぽさが庶民の心を擽り、西行桜を身近に思いました。
丁度、ブログを書き始めたら、昨日西山の農家で購入した筍が宅急便で届きました。今から茹でると致しましょう^^
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善峯寺の桜はまだ咲き始めでしたが、春霞の山に赤や黄緑の萌えた色合いが柔らかく映えた風景に、自分に宿る大和人(やまとびと)の魂がが疼くのを感じました。境内の樹齢400年以上の龍のごとき松を堪能し、秋の紅葉や楓も見事であろうと想像しながら山を降り、中腹に佇む十輪寺(業平なりひら寺)のなりひら桜を拝見し、勝持寺へ。
勝持寺は、花の寺とも云われ、能楽「西行桜」でも有名です。今は3代目とのことですが、佐藤義清が出家する前に身を置いた処だと云われています。
満開の桜で花酔いと人酔いの京都の街とは違い、お天気が悪かったおかげで、咲き始めの西行桜を御抹茶を頂きながら静かに眺める事ができました。
多分、勝持寺の西行桜は、今週末あたりが見頃でしょう。接ぎ木をしたようで、途中の太い枝が枝垂れ桜となっているのは、西行桜は能の演目らしく、出し惜しみせず、花見を愉しみたい皆さんに愉しんで頂こうと想うご住職の計らいなのでしょうか。ちょっとした俗っぽさが庶民の心を擽り、西行桜を身近に思いました。
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