五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

他人の個性を勝手に決めつけない

2012年04月16日 | 第2章 五感と体感


他者の個性をかたくなに決めつけてしまうと、自分自身の自己防衛はどんどん強くなるように思います。

相手から意見を言われたり、批判されたり、非難されたり、つまり負の感情が相手から向けられたとき、相手の性格を一方方向から決めつけて、自分自身を点検しないと、たぶん、相手が違っても同じことの繰り返しが起こる可能性が高い確率で起こります。

相手からやられっぱなしで、自信喪失になる人も多い中、相手から批判されても自分の点検をしない人も、きっと何らかの防衛機制が強い人なのかもしれません。

暖簾に腕押しと言う諺がありますが、自分が「暖簾のれん」になる前に、自己点検する余裕を持ちたいものです。

案外、他者に言われたことが、自分をストレスに追い込むきっかけになるとしたら、なぜ、自分は、相手に対してストレスを感じるのか。。。という視点から始めてみると、自分の中にある鬱屈したものが顕わになって現れ、相手に対して感じていた感情が、自分の解釈や傾向の固さから生じていたことだということに気付くかもしれません。

人から学ぶものは、自分の力で学ぶものより、大きく深いものがあるように思います。

他者を一方方向からばかり見るのではなく、いろいろな場面で、いろいろな角度から見ていきつつ、自分自身の防衛機制を点検してみることは、人間関係が円滑に運ぶコツではないでしょうか。

人の個性を決めけたような言動は、それを聞いている第三者が不快な気持になります。
「あら、そんなこと言っているあなただって!」と心の中で思われているかもしれません(--;)。

自信喪失ばかりは困りますが、たまには自分を顧み、反省することも必要です。


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