歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

土浦「港町の人探し」!

2007年09月17日 | 土浦市の風景
昨日の続きです。

常磐線の鉄橋の先に架かる「水郷橋」、この橋を越えると直ぐに桜川は霞ヶ浦にそそぎ込みます。

欄干の上に乗る「帆引き舟」を撮りました。水郷橋は新しく「のっぺり」とした「コンクリート橋」なので撮りません。

銘板にも「曰く因縁」も無さそうなので撮りませんでした。


「帆引き舟」は霞ヶ浦観光の目玉商品です、霞ヶ浦と云ったら帆引き舟、帆引き舟と云ったら霞ヶ浦です。日曜祭日には観光用に「出現」するそうです。

欄干の裏に回ると「指名手配」の顔写真と思ったら、よく見ると「訊ね人」の貼り紙でした。

この33歳の男性には、それなりに「曰く因縁」が有りそうです。何処に住んで居た人なのでしょうか。



土浦の人が居なくなっても土浦に貼り紙しませんから、きっと家族や友人達が、彼の立ち寄る可能性が高い土地に、貼って歩いているのでしょう。

33歳の年齢が中途半端で「ビミョー」です。「家出」と呼ばれるのは10代の前半から後半迄でしょう。

生活に疲れ家族を残し、姿をくらますのは40代前半から50代にかけてであり、これは「失踪」ないしは「蒸発」と呼ばれるものです。

33歳の「遅すぎた家出」か、早すぎる「失踪」のどちらでしょうか? 兎に角、見知らぬ土地で新しい人生を歩んでいるとイイのですが。

欄干の貼り紙に、様々な人生に思い巡らしたのですが・・・・・・・、それにしても「貼り紙」を作る際には、テープの「貼り代」を考えて作りましょうね。


話しが暗い方向に向かってしまいました。次は「明るいネタ」で行きます。

どうです! イイでしょ! 「港町クリニック」です。霞ヶ浦の湖畔に佇む、明るく爽やかな建物です。

「港町」と来て「クリニック」がイイのです。港町診療所、港町医院、ではダメなのです。明るく爽やかな「ノリ」にならないのです。

クリニックの言葉は「軽さ」を感じさせるのです。病人が来る処ですから、重い方より、軽い方がイイのです。

港町診療所とか、港町医院では、単なる風邪も重い「肺炎」になりそうな「不安」を患者に与えてしまうのです。

それにしても、霞ヶ浦の湖畔なので「港町」と付け、軽いイメージを大切にして「クリニック」と名付けるとは、「敵」もなかなかヤルナ!と、その時は思ったのです。

しかしです。少し先の電柱を見たら「港町」の町名表示を発見しました。

「港町」は単にここの住所名だったのです。「港町クリニック」、少し誉めすぎました。

確かにここ土浦は「港町」なのです。


土浦の駅から歩いて直ぐに港があります。


港には別れがあり、出会いがあり、哀愁があります。そうなのです港町は演歌なのです!

いつの日か、寒い夜更けに土浦の駅に降り立ち、狭い路地の突き当たりに見つけた小さな居酒屋、格子戸を開けると客は誰も居せん。カウンター席の端っこに、独り腰掛け酒を飲む・・・・・・。

何処からともなく聞こえて来る演歌のメロディー、勿論、カウンターの中には「風吹ジュン」に似た女将が、ガラス戸に映るネオンをぼんやり眺めている・・・・・・。

そんな酒も、偶には飲んで見たいと思いつつ、本日は閉店とします。


それでは、また明日。




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